6月11日(火)ひとりとみんな、部分と全体、その全体が上のレベルで部分となる。

 薄い雲に覆われた白っぽい晴れ。19.5℃~29.0℃、51%。2100歩。午後に入り南風やや強し。もうちょいで真夏日

 

 初夏の移ろい:

 だんだん蒸し暑くなってくると、ウォーキングも楽じゃあーりまへん。汗だらだらで熱中症のリスクもありまふ。それでずてぃんしゃで商業施設まで行って、その中をぐるぐる歩いて回ります。東京駅の地下街なんかもいいかもね。湾岸はあたらすいビルがどんどんでけるんで、選択に迷いまふ。

 

 

 集合知と集合愚:

 「三人寄れば文殊の知恵」つう諺もあるくらいで、一人より大勢の方がいい知恵が出るつうのは昔から知られてますただよ。こりは知識の広がり以外にも、物事を見る視点が多くなるっつう利点がありまふ。人はその関心の志向性により、世界の見方、見え方が千差万別なんすね。

 そいで組織内では、ブレインストーミングとかいう手法で、各自が自由に意見を書き出してそれを表にしてグループ分けした後、目的に合わせて刈り込んで行きまふ。この時の肝は、最初の意見出しのときに一切の制約や価値判断をせず、自由気ままに意見を出すことなんす。

 集合知(集団的知性?)が集合叡智になるか集合浅慮になるかの境目は、自由な意見の出し方と偏らない意見のまとめ方にあると言へるです。その為にイロエロな手法が考案されてますのだ。だがすかす、最後は専門的な知識を持ったものがまとめた方がエエっつう意見もあり、この辺が集合知の限界かな?

 一人一人はいい人なんだが集まると悪さをする、ってな集合浅慮は責任感の希薄化によるのかな?こりがもっと大きくなって国家レベルになると、我利我利の自己利益と暴力許容となりまふ。こりが個人なら決してやらないようなことを、国家あるいは国家集団は当然のごとく実行しまふよ。殺人がいい例ですね?

 地表で最も繁栄しているのはやっぱし植物かな?植物には中枢神経がないのに、環境の変化にに適応して、適時・的確に対応するのは動物以上ですね。こりは各細胞に植え付けられた知能(遺伝子?)によるものと考えれまふ。各細胞の集合知で個体全体を最適に保ってるんすね。

 集合知は社会とか生物の群落とか、細菌やウィルスのコロニーとか、至るところで見られまふ。中枢神経系を統括する脳だって、神経細胞ニューロン)の集合体として機能してるんすからね。

 だがすかす、あらゆる生物の集合体としての生命自体が集合知を発揮して、ここまで存続してきたというのは、明記しておいてもエエでしょう。かな?