6月4日(火)虫の日。常に一片の疑問を差し挟むのは、科学の義務だと考えます。

 雲の荒々しい晴れ時々曇り。14.8℃~25.5℃、47%。夏日。上空の寒気が不安定な天候にしているようだ。雷注意報。

 今日は虫の日で鎌倉建長寺で虫供養があるかと思てたら、今年は4月6日に前倒しされ、すでに終わってますただ。ザンネン アジサイの季節の鎌倉はいいんですけどねぇ♪

 

 有無を言わせぬ風潮とは:

 ある時代、ある地域において全く疑いのないものとされた説も、絶対ではありえないというのが歴史の記すところだすぅ。その時代のベスト&ブライテストたちはこぞって主流の説を支持します。天動説が主流の時代では、ガリレオコペルニクスの地動説もその時代では異端として退けられますただ。

 んで、現代の世界標準スタンダードはなんでせう?市場主義や民主主義はスタンダードといってもいいのかな?人権は西側諸国では標準かも知れませんが、権威主義国では必ずしもそーではない。温室ガスによる気候変動も反対を許されないふいんきがありますね。

 だがしかし、これらを妄信するのは、ひょとして中世と変わらないのかも?市場主義に変わる経済システム、民主主義を補う政治体制、気候変動に対する様々な見解、などが許容されて初めて現代人と言へるのではないでしょうか。

 中でも殆ど信仰化されているのが、気候変動のCO2主犯説ですね。気候変動はものすごくたくさんの要因からなる複雑系で、コンピュータシミュレーションなどでは表しきれないと思うんすが、こりはノーベル賞のお墨付きまでもろて、ブイブイ言わしてます。

 国際環境経済研によれば、1900年初頭に地球の急激な温暖化があり、ETCW (the Early 20th Century Warming)と呼ばれた。当時はまだCO2濃度は低いのでイロエロな研究がなされた。火山活動などの内部要因や太陽活動などの外部要因が調べられ200本以上の論文が出たが、未だに原因は分かっていないという。

 「過去100年間の飛躍的な科学的知見の蓄積にもかかわらずETCWのメカニズムに合意を得られていないことを考えれば、その見通しは決して明るいとはいえない。半世紀以上前の温暖化現象ですら解き明かされていない科学の現状を真摯に受け止め、脱化石燃料一辺倒ではない現実的な政策を推進するべきであろう。」と、著者は述べてまふ。

 地球温暖化問題は科学が宗教的になっている良い例だとわだすも考えまふ。