3月8日(火)権威で世を騒がすのは質が悪いですぅ。

 概ね曇り、ときどきぽつぽつ。4.1℃~8.0℃、70%。6500歩。寒の戻りで一桁の気温。おかげでかっふん少なし。

 今日のコヴィッド状況:都の新規感染者数は8925人と前週より24%の減少、重症者数は67人、死亡22人となります。それでもなだらかに減少す。

 

 世を騒がす不届き者とは:

 時代劇で役人が盗賊などを捕らえるときに発する定番であるが、これがけっこう現代でも使えるんすね。20世紀末にはノストラダムスアルマゲドンなんかが世を騒がせてましたが、こういうバッタもんぢゃなくても権威を装って世を騒がす不届き者はときどき出てきます。

 経済的打撃が大きかったのは、1972年にローマクラブが出した"The limits to growth"つう報告書ですね。石油はもうすぐ枯渇するからその使用をできるだけ抑えようよ!つう真ともなことを言ってますが、30年で石油が枯渇するなんて脅すもんだからオイルショックで世界中が大混乱したですよ。ま、長期的には枯渇するのが明らかですが、無責任な発言が現在を棄損する悪い例です。

 私見ですが、地球温暖化などもこの類ではないのんかと思てますやん(変な関西弁?)。温室効果ガスというのは確かにあって、それが増えると地球からの熱輻射を抑制して温暖化をもたらす!って機序は確かにあります。でも、それが主因だとするところがいかがわしい。気候変動はゴマンと要因のある複雑系で、イロエロなフィードバックシステムも備えております。地球寒冷化要因もまたたくさんあって、現に過去の地球史ではそれらの要因で生物大絶滅が何度も起きています。

 近々では火山の大爆発で成層圏に舞い上がった粉塵やエアロゾルにより太陽光が遮られ、寒冷化が起きております。地球からの輻射熱放散の遮断と、太陽の輻射熱の遮断ではどっちの影響が大きいのんか?考えなくても解りまふ。

 日本だけでなく世界的にも火山大噴火が原因の大飢饉が何度も発生してますね。こういう歴史を無視して、当たるも八卦のコンピュータシミュレーションなどで箔をつけた温暖化予想がなぜこれだけ出回っているのか?まことに疑問に存じまふ。我は炭素主因説を意地張って完全に否定する者にはあらざれども、無条件に肯定はでけまへんつう、相変わらずの玉虫色でスマソ、スマソ。

 知性つうのはスッキリしない宙ぶらりんの状況に如何に耐えられるのかで鍛えられる!なんて誰かがゆってたな。どもども。