遠方に入道雲の夏空、夕方薄い雲出る。17℃~28℃、45%。10032歩。
このところ歩きすぎて少し脹脛と腿が痛い。6月からはプールが始まりそう。ウッシッシ
客観的な報道とは:
これは極めて困難な課題ですぅ。フェイクではなく事実だけを報道しても客観的とは限りません。事実の取り上げ方によっては全く違った印象を与えてしまうからです。例えば、重大な事実を全く取り上げないというのは、フェイクではありませんが客観的でもありません。最近NHKが良くやる手法ですね。政府に不利になる事実を殆ど報道しなくなりました。またある事故が起きると、同じような事故が立て続けに報道されるのは、その種の事故が多くなったというよりも報道が多くなっただけのことが多いです。
少年犯罪を立て続けに報道すると、少年犯罪が多くなったように思えますが、統計的に見るとがっくし減っていたりします。ホントはほんの少しでも統計的な事実も付け加えて呉れれば、そのニュースの客観性が増すのに、ニュースのインパクトを増大させるために、そのような検証は殆ど行われておりません。
科学的な事実に関しても、報道のそのような特質が良く現れているのが温暖化による気候変動問題です。少し暑い日が続いたり、山火事が多くなったり、大きな台風が来たりすると、温暖化に結び付けた報道が多くなります。でも統計的には騒ぐほど多くはないんですね。
気候変動は温室効果ガスによるということは、ある程度定説になりつつありますが、それを絶対視して今すぐゼロにしなければならないというのは行き過ぎです。イロエロな反論があり、未だに根強い反対論者もおります(池田清彦氏なんかも)。
例えば、
・気候モデルの温度上昇は結果を見ながらチューニングされている。
・気候モデルは自然変動を表現できていないので予言能力もない。
・台風やハリケーンは強くも多くもなっていない。
・農業では、生産性向上が、温暖化によるわずかな悪影響をはるかに上回ってきた。
・シロクマは絶滅すると言われてきたが、かえって増えてきた。
・水害による死者は防災の向上で激減し、温暖化による影響は見られない。
・温暖化による海面上昇は地盤沈下や地震による自然変動に比べわずかであった。
・気象庁の温暖化の計測には4割も都市熱が混入し、本当の温暖化は6割程度。
・IPCCの『最悪シナリオ』の排出量は多すぎる。
・シェールガスなどの技術進歩で、現実には3℃までしか上昇しない。
などなど、まだまだたくさんあります。日本は政府やマスコミの論調に従って、ほとんどが賛成論ですが、世界的に見るとまだまだ係争中の事案なんすね。そこんとこヨロピコ。