7月12日(火)蓮始華(はすはじめてはなさく)。決めつけちゃアカーン!

 曇り後雨。25.2℃~28.5℃、70%。6000歩。熱帯夜&夏日。涼しいが蒸し蒸し。今年は梅雨入り後は晴れが多く、梅雨明け後は雨が多い。気象庁の完敗か?

 今日のCOVID状況:都の新規感染者数は11511人で前週より117%の増加、重症者は37人、死亡1人でした。早くも1万人の大台を超えました。立ち上がりはビュンと急速に、ピークを打った後はだらだら下がるいつものパターンかな?

 

 何事にも正解はありません:

 この世界に何故色々な言説が蔓延るのか?それは推論の過程にあるのではなく、事実認識に違いがあるからです。その時点での事実だけに拘ると新しい発想は生まれません。事実とは固定された過去だからです。そこで大切なのがイマジネーションの力となります。

 昔のワルモノは車の燃焼ガスから出る硫黄化合物でした。これが公害を引き起こすとして注目され、自動車の排ガス規制となりました。その時は無害な善人とされていた炭酸ガスが次にやり玉に挙げられ、現在西欧を中心としてゼロ炭素運動が繰り広げられております。

 現在は水素が善玉の王として尊敬されております。これは燃やしても水になるだけでいっちばーん無害な物質だと喧伝されております。それで天然ガスや水素ガスをパイプラインや船舶で輸送して電力不足を補おうという計画があります。がっ、近年この水素ガスが輸送中にかなりの量が漏れて、これが大気中のガスと結びつくと発熱し、CO2の33倍もの温暖化効果があることが分かってきました。

 これまで良かったものが悪く、悪く言われてたものが良くなる例は良く見られます。何事も決めつけずに、新しい事実が分かったときは柔軟に対処したいものです。何しろ人間とは、思い込みの動物なんですから。

 それにしても明日の天候も当たらないのに、100年も先の気候をシミュレーションして当たるのか?まことに疑問に存じます。よく言っても温暖化ガスは気候変動の原因の候補の一つで、ごまんと原因はあるんだよ、位の謙虚さがほすいもんだすぅ。決めつけて強権を発動すると、大躍進政策でのスズメを退治したら大飢饉になったような不測の事態にならんとも限りません。アリャ?