5月29日(金)ブルーインパルスのインパクト。議論の陥穽とは。

 真っ白な雲ぷかぷかの夏晴れ。14℃~27℃、29%。10888歩。

 

 ブルーインパルスが都心上空を飛行:

 湾岸を歩いて豊洲市場に達す。そのすぐ先の突端でレインボーブリッジのすぐそばの東京湾の中心に、人だかりがしている。ブルーインパルスを見るためらしい。買ってきたサンドウィッチとボトル紅茶でプチ昼食。12時40分ごろ西北方向に機影が見えたと思たら、あっという間に近づいてきて北東方向に反転する。暫く経ったらスカイツリーの方に表れて銀座上空を通って多摩川方面に消える。暫くしたらまた姿を現して遠く世田谷上空を横切って新宿、豊島方面に消えた。そしてまた戻って来て同じコースをもう1巡した。

 スマフォで調べたらコロナ受け入れ病院(駒込病院墨東病院、荏原病院、自衛隊病院などなど)の上空を飛んで、医療関係者への敬意と感謝の気持ちを伝える飛行なんだって。関係者にその思いは十分に伝わったと思います。なんか感動してジンときました。周りの見物人たちも思わず拍手してました。ホントはオリンピックでその雄姿を現すはずだったのですが、その訓練の成果は十分伝わりました。時速800kmで大空を切り裂く6機+随伴1機の姿が未だに残像として残ってます。皆さんありがとう。

 

 2項対立的考え方:

 あれかこれか?右か左か?上か下か?という対立的問題設定には、すでに誘導的な縛りが組み込まれています。その中で議論することは益なしとはしませんが、議論の前に既に構造として枠が掛けられ狭められていることに気付く人は少ないです。

 あれもこれも、右も左も、上も下も、という包括的な考えが最初から排除されているので、議論そのものが対立的かつ攻撃的になりがちです。安倍さんしかいない!とか安倍さん以外に誰がいるのか?という問題設定も似たようなものです。ここしかない!とか辺野古以外に何処があるのか?も似たようなものです。

 人物や場所を特定してそれに賛成か反対かの2項対立図式に置き換えて、既に枠をはめているわけです。ホントに自由で伸び伸びとした前提は、誰でもいいし、何処だっていい、なんすね。

 どーでもいいようなことですが、知らず知らずのうちに相手の土俵で相撲を取らされるので、争いが嫌いな御仁はご注意を。ども。