5月20日(月)小満。直観は役に立つが、データの裏付けがほすいのだ。

 昼前まで少雨のち曇り時々薄日。14.4℃~21.4℃、72%。1800歩。北風がちょとつべたい。(こりは半袖だたから?)

 

 直観と計測の相克とは:

 直感というのは、人間精神に優しいから極自然に心に浸透してきまフよ。直感で言ったら、太陽が東から上って西に沈むって、ごく自然ですよね?地球が平たいといふのも、人間の知覚が直近で感じれば自然に受け止めれまふ。

 そして、この直観に反するのが計測なんすよ。実際に計測してみて、そのデータを元に論理展開し、合理的に推論していくと、実際に見えないものが見えてきまフ。こーして天動説から地動説に転換したんですね。すなわち太陽が地球の周りを回っているよりも、地球が太陽の周りを回っていると解釈した方が、データに合致すると。

 こりが科学の大本で、データを得るための測定精度が上がる都度、科学が発展してきましたんや。科学的知見は測定精度の向上に比例して拡がってきたと、こーゆーわけでやんすね。んで、人間の直観はしむぽしてきたのか?っちゅうのが疑問点となりまふ。

 そーはゆっても、すべての発見・発明の大本は人間の直感から発して、その後の計測技術の発達を駆動したのだっ!つう意見にも一理あり。何をどーやって調べようかとの動機が無ければ、計測器なんか作らないもんね?そしてもっと細かく、もっと遠くのことを知りたいと思わなければ、花鳥風月を愛でて暮らしてた方がなんぼかしやわせだすぅ♪

 つうことで、ここでも直観か計測か?つうような二元論は意味を喪失するんだすぅ。すなわち、これら(直観とデータ)はお互いに相補い合いながら、人間の認識を拡大して行くものなんすね。いたずらに対立させてはなりまへん。かな?