5月19日(日)「ブッダの教え」のエバンジェリストとは。

 薄曇りのち本曇りときどきぽつぽつ。夜半雨の予報。17.7℃~24.1℃、58%。4200歩。陽が射さないので思ったほど気温上らず。

 

 宗教説話とは:

 歎異抄を解説するってんで講座を聞きに行った。もっと哲学的な話かと思たら、宗教勧誘的だった。歎異抄親鸞の弟子唯円が、親鸞の教えを後に書き記したものとされる。ソクラテスと弟子のプラトンみたいな関係かな?

 七千巻の経典をすべて読破した親鸞の、その教えとは「弥陀の本願」ただ一つであると言ふ。そりは「苦しみ悩むすべての人を必ず絶対の幸福に救う」と言ふもので、これを心から信じ、一心に阿弥陀仏の名号を唱えれば必ず救われるというものだすぅ。

 すべての人というのが味噌で、これには極悪人も含みます。それで悪人正機説というのが出てきて「善人なおもって往生をとぐ、いわんや悪人をや」(善人が往生できるのだから、悪人なら当然往生できる)という説も出てきて、こりは鎌倉幕府から問題視されました。本願誇りというわざと悪事をなしてもよいという説も出てきたからです。

 そんなんをすべてひっくるめて、良い人とか悪人とかの条件なしで、無条件ですべての人を救うという「弥陀の本願」を心から信じることを信心決定(しんじんけつじょう)と言ふ。うーん。こりをホントに思い込むことが出来たら、やっぱし聖人だろうなぁ♪いわゆる一つの人間としての理想像ではアルマイト

 そもそも、あらゆる面で善人だっちゅうような人間はいないしね。イロエロな悪を重ねながら生きていくのが人間です。ただそのことに気が付いて悩むか悩まないかの違いだけですね。ちょっつ今度は原文で読んでみようと思たですぅ。ジャンジャン