12月13日(日)ストーリーとは。

 雲の多い晴れのち薄曇り。7℃~15℃、43%。5500歩。

 

 科学的事実と心理的現実:

 事実、現実と言ってもイロエロありまふ。客観的(に見える)事実と主観的(思い込み)な現実です。すべての実在は人が認識し判断するものですから、これらの事実、現実は本当は明確に分離できないんですね。だって思い込んだら命がけってな人も多いですから。

 宗教的な確信とか政治的な信念ってのも、だいたいは思い込みですね。唯一絶対などと思ってるのは自分たちだけです。ところや立場が違えばころころと変わってしまいます。ま、生まれて以来の家族や共同体や文化環境による刷り込みといってもいいでしょう。そーでなければこれほど雑多な思想があるわけあーりまへん。

 だいたいモットーなんつうもんは言ったもの勝ちの、もっともらしい嘘です。努力は必ず報われる、夢は必ず叶う、正直者は成功し、悪人は報いを受ける、なんつうのは現実を見ればとても正当化できませんよね。でも皆がそれを信じないででたらめをやれば、社会は持ちませんです、ハイ。つまりこれらは高貴な嘘といって、これらにスガって社会が動き我々は生きて行けるんす。

 洗練されていない、高貴ではない嘘をどう排除していくのか?ここに物語の真の意味があるんですぅ。因果応報、輪廻転生、善人往生などの嘘にすがってより善く生きるツールが物語なんすね♪なんつうかプラセボのようなもんかな?あるいはルーチンといってもエエだすぅ。そもそも自由意思だって一種の幻想ですが、それにすがらないと倫理的な崩壊が起きてしまうんです。物語恐るべし!でも役に立つ♪かな?(五郎丸氏引退の報に接し、面白ルーチンの効用を思い起こして。)