12月12日(土)熊蟄穴、熊が冬眠するころ。古さとさむぽ。

 薄曇りときどき薄晴れ。8℃~15℃、56%。13600歩。だんだんさぶくなって参りました。来週はいよいよ寒波が襲来する模様。

 

 ふるさととは:

 用事があって神楽坂方面に進出する。神楽坂上赤城神社というのがあって、その脇の赤城坂という極めて急峻な勾配を神田川(この辺では江戸川と呼ぶ)方面に下ったところがわだすの古巣だすぅ。昔は古びた神社だったですが、近年、オリンピックの国立競技場を設計した隈研吾さんの設計でモダンな神社に改装して賑わってます。縁日にはここでよくお神楽をやってました。裏の急峻な崖に生えてる大イチョウの木にはよく木登りしました。

 そもそもこの神社はその名の通り上州赤城の山にあったものを大田道灌の頃に勧進してこの地に移し、家康の頃に江戸大社となり牛込総鎮守として祭られた由緒と歴史のある神社なんすね。収められている絵馬には何故かテレビ局のものが多くて、番組やドラマの成功を願うものがたくさん掛かってました。困った時の神頼みですか?

 坂を下って昔住んでいた辺りを徘徊する。だいたい印刷所かその関連の会社になってますが、理髪店とか酒屋とかのお店をやってたとこは少し残ってます。住宅街ではないから、もう知ってる人は殆ど住んでいません。子供の頃の視野はとっても狭くて、当時大きかった公園がものすごく小さく感じられます。過って住んでいたところへ行くと、そこはもう駐車場になっていて、面影も残っていません。Be it ever so humble,There's no place like home.埴生の宿は既に無し、とか想い出に浸ってしばし徘徊す。ああ、ふるさとは遠きにありて想うもの。かな?