終日細雨しょぼしょぼ。19.3℃～21.1℃、96％。気温は低め安定。4500歩。
雨が止んだら選挙に行こうと思てたが、なかなか止まないので夕方投票にゆってきた。とても空いていた。あんまし盛り上がらなかったのかな？それとも事前投票が多かったのかな？
エポケーとは：
現象学的還元のことで、価値判断を一端カッコに入れて留保することを言う。これによりできるだけ先入見を捨て、事物を在るがままに認識しようとする態度です。すかす人間には元々イロエロなバイアスが掛かってますから、これは非常に困難な要請です。現にメルロ=ポンティなどはエポケーは不可能命題であるなどと申しておりまふ。
すかす、例え完全に実施することは不可能であっても、このような態度で世を渡ることに意味なしとはなりません。少しでも先入見（バイアス？）を低減し、この世の本体に近づければ、ぼーっと漫勉だらりと生きるより、少しは密度濃く生きれるは必定！
つうことで自然界では、人間の恣意性による分割に目を向け、益虫/害虫とか益鳥/害鳥とかの区分けはエポケーするべきでしょう。自然には良いも悪いも無くして、ただそこに存在しているだけでイイんですぅ。益とか害というのはひとえに人間の小賢しい価値観による分割に過ぎません。ミスするのが本性の人間ですから、かって害を為すと思われていたものが後で事実の判明によって益を為す、またはその反対の事例もたくさんあります。簡単に虫や鳥獣を鬼滅けてはなりまへん。蝿や蚊、ゴキブリだって回り回って役に立ってるかもよ？
最近気づかされたのは、ヒトに関する事例です。善人/悪人などと決めつけてヒトを評価するのは、上記の鳥獣を決めつけるのとおんなじではあるまいか？と。ヒトはある遺伝的傾向を持って生まれますが、ヒトが人になるには生育環境の影響も大きいです。人間社会の中でのイロエロな相互作用で人は人の間、すなわち人間になるんですぅ。人間を自分の価値観で決めつけてはなりません。
それをエポケーして、善悪の価値観から解放し、その人の個性を在るがままに受け入れる姿勢こそ、現象学的還元（エポケー）というものではなかろーか？自分のちっぽけな価値観で人を決めつけては、見えるものも見えなくなります。虫や鳥獣よりも、人間にこそ善人/悪人の価値観（バイアス？）で決めつけず、エポケーすることがより広々とした世界観を確立できるでしょー♪すべてのものは、こーしてただただあるんですぅ♪・・・ちょっつ気づくのが遅すぎだしょ！ｻﾞﾝﾈﾝ
