10月29日(日)満月。霎時施。国内ではバラツキが押さえれたが、グローバルには孤立したとは。

 朝方まで雨残るも概ね曇り時々晴れ間。12.5℃~20.8℃、47%。1500歩。今日は中秋の次の名月。見えるかな?

 

 良いことは悪いとは:

 今日は計量法の例を取り上げたい。前大戦に日本が大敗した原因はイロエロありまふが、その一つに工業製品の標準化が上げられまふ。ネジとか工具とか弾とかが標準化されてないから、できたブツにバラツキガ大きかったですよ。例えば陸軍のは海軍で使えないとか。

 いち早く工業化を達成した米国は標準化が進んでいて、製品のバラツキも少ないし、部品や製品が共用できますただ。そもそもある製品を設計するときには、それを作るために治具から設計しました。そしてその治具自体も標準化して行くと。

 このように標準化した大量の武器を柔軟に使いまわして、物量作戦が可能になりまひた。しかるに日本は未だに一部工作品は職人技に頼って精度を維持する状態でしただ。

 んで次は計量法の問題です。こりは長さや重さを計る基準を世界的に統一しようとするときの問題です。日本は中国由来の尺貫法を世界基準のメートル法にすぐ置き変えれました。庶民の生活問題だけなので御触れだけで済みます。

 がっ、米国では標準化が進んでいた為にヤードポンド法からメートル法に変えるには計測器だけではなく、あらゆる標準図面、標準治具を変えねばなりまへん。その作業が余りにも厖大なので、未だにヤードポンド法から抜けられず、世界的に見ればローカル工業社会に留まることになりまひたっと。

 ま、こりも一つの「塞翁が馬」法則の適用例ですかね?アハハ