5月6日(土)蛙始鳴(カエルが鳴き始める頃)、ゲッゲッゲロゲロ♪

 薄い雲たなびく晴。16℃〜28℃、82%。花粉少ない。そろそろ黄砂の季節?

 最近、公園に行くと小さな簡易テントで寝そべってる人が多いです。そこを基地にして、周りでボール遊びしたり、バーベキューしたりしています。プチ・ピクニック?





 分割と分業:

 人間の本性の一つに、何でもかんでも専門分化して細分化させてしまうことがあります。これは科学技術や学問分野だけではなくして、およそ人間が関わるあらゆる分野に及びます。そもそも知的活動の大本たる言語自体も、放っておけばイロエロな方言に分裂してしまいます。(現代は通信、放送の発達で統一傾向にありますが。)

 経済活動にしても、昔の物々交換から、社会の分業化が進み貨幣を仲介とした複雑な交換システムが実現しました。現代の工業製品を見ると、驚くべき多数の部品から成り立っていることが分かります。現代を代表する製品である自動車やパソコンなども数万点の部品から成り立っています。すかす、その産業構造は自動車とパソコンでは大きく異なり、前者は下請けを含めた垂直統合型、後者は水平分業型ということもできるでしょう。

 特にパソコン、スマフォなどの電子機器では世界的な水平分業網が完成し、その要はEMS(電子製造サービス)という会社で、世界中のあらゆる会社から製造受託を行います。自動車の下請けと違って、EMSはその量的拡大によって力をつけ、今では発注先大企業を買収(シャープなど)するに至ってまふ。下請けを下に見ていた日本の大企業の没落を目の当たりにすると、驕れるもの久しからずの感慨を新たにします。ども。

 分業化の利点をいち早く洞察し、その本質を掴んだ者が、上下の関係に固執するタテ社会に勝るのは至極当然のことです。自動車産業もここんとこを良く考察すべしっ!すかす国際分業化に際してのキーは標準化なんすね。いつでも、どこでも、何にでも使える標準化がないと、分業化は成立しませんどす。大分前のことになりますが、当時米国で起きた企業分業化では、企業のあらゆる機能が外部発注化され、本社は戦略立案と製品企画だけって極端なのもありました。設計や製造、マーケティングや販売のみならず、経理や業務管理まで外注化ってな極端なのまでありました。現在はど−なってんだろか?興味深いですねィ。


 ま、常に物事の本質を掴んで、その核心を掘り起こすってのは事業の基本だと思うんですが、石橋を叩いてるような忖度社会でそれが可能であろうか?と、ふと気になる昨今ですぅ。何しろ、政治体制まで百年さかのぼらせようって勢力がのさばってますからね。ドッボーン!