4月30日(火)モットーの本当の意味を考えてみる。

 もくもく曇り、朝方少雨、夕方少し晴れ間。18.2℃~25.2℃、66%。2200歩。かろうじて夏日。濃霧注意報が出て、明日はまた冷え込むらすい。

 

 きれい過ぎるモットーとは:

 巷には様々なモットーが氾濫しておりまふ。国連にしてからがSDG'sなどと言って、持続できないモットーを叫んでます。最近流行りなのは「ダイバーシティ(多様性?)」つうモットーですね。猫も杓子も意味も分からず「多様性!多様性!」と叫んでます。アヤヤ?

 ダイバーシティという標語は、生態系保全から発したと思われます。生態系は多様な種が相互作用しながらバランスを取っている系です。このバランスが崩れると多くの生物の絶滅を引き起こします。ホモサピエンスも勿論、哺乳類の一種である動物ですから、生態系の変動に影響を受けますのだ。

 生態系はバランスもさることながら、環境を独占する種が現れると弱体化するとゆわれまふ。ホモサピエンスもその一つです。さらにホモサピエンスが導入した作物なんかも生態系的には悪い要因です。雑多な種が自然状態でお互いに干渉しあって、バランスを取っている状態がロバスト(強靭?)だと言う知見から、こりを人間社会にも敷衍したのが、いわゆるダイバーシティですね。(お台場にも同じ名前の商業施設がありまふよ♪)

 社会でも独占的な主張や政治に席巻されると、その後ほどなくしてホロン部だす。故に、イロエロな考えや主張、イデオロギーが満遍なく行き渡っていたほうがエエだろうと推測されます。(こりは未だに仮説の範疇で定説ではありませんが。)

 つーことで、強靭な社会にするには、多種多様な考え方、主義、主張を容認しようではないかいな?として、「言論の自由」などが叫ばれました。この中には一見矛盾するような「言論の自由を否定する」言論も(この考えがメジャーにならない範囲で)許容されまふ。

 右や左の旦那様も、上も下も、金持ちも貧乏人も、怒りっぽいのも大人しいのも、教条的なのもオープンなのも、軍備拡張論者も平和主義者も、積極財政派も緊縮財政派も、賢いのもパーなのも、元気なのもポンコツも、泥棒も警官も、ぜーんぶひっくるめて社会なのだという包接思想がそのコアになります。

 たとえポリコレ(政治的正しさ)でもその考えが社会を席巻してはいけません。陰で禁酒法時代のように悪が蔓延るからです。差別思想は当然社会のメジャーにしてはいけませんが、個人の考えまでは規制できません。アクティビストからノンポリまで、何を言ってもタダの世界が多様性社会なのです。タハハ

 ま、ありていに言ってしまえば、嫌な野郎たちとも共存できなければ、多様性社会なんて出来ないのですね。諸君に果たしてそれが出来るかな?僕も極めて心許ないです。が、トライしてみようとは思います。多様性は強靭性を担保すると思てるからです。(龍馬の薩長同盟にインスパイアされて)