10月27日(木)読書週間。水素はエネルギーの運び屋。

 薄晴れのち薄曇り。8.5℃~17.7℃、44%。4300歩。赤とんぼ来りて、秋深まる。

 今日はタイムズカーシェアで辰巳、夢の島、ゲートブリッジ、青海、お台場、レインボーブリッジ、芝浦と回って湾岸を1周してきた。たまに乗らないと運転を忘れてしまうからねぇ。ドハッ

 今日のCOVID状況:都の新規感染者数は3941人で前週より13%の増加、重症者は30人、死亡5人でした。横バイばい。

 

 水素とは水の素なり:

 水素は陽子1、電子1の一番単純な構成だけに宇宙で一番多い元素ですぅ。その次に多いのは太陽の素ヘリウムでやんすよ。これは水素が核融合して太陽の中で作られてまふ。地球で水素は水を始めイロエロな分子の素材として存在しますが、H2という水素分子の形では殆ど存在しないという。その水素をエネルギーの運び屋にしようというプロジェクトが方々で始まっているという。

 こりはエネルギーの偏在と発電のばらつきを補正するためである。太陽光などの自然エネルギーは天候に左右されやすい。また火力や原子力などはいったん稼働すると中々止めれないので、夜間電力が余ってしまうんすね。このような発電の需給を調節するのは、本来蓄電池なんすが経済効率の良いものができません。

 それで現在は夜間揚水した水力発電を蓄電池代わりに使ったりしてます。地表には水が豊富にあるし、夜間は電力が余ると。夜間電力で水を電気分解して水素を作り、これを液体化して保存し、水素燃料電池の燃料にすれば発電のアンバランスを平滑化できるにではないかとの発想で現在プロジェクトが進んでまふ♪

 あと地域的なエネルギーの偏在を、液体水素を船で運ぶことによって解消しようとの試みもありまふ。前に紹介した1年中強風の吹いている南米の最南端で風力発電した電力を水素に変えて日本まで運ぼうとか、オーストラリアの石炭地域で発電した電力を水素に変えて日本まで運ぼうとか、イロエロとアイデア出しのフェーズなんすね。

 ロシアの天然ガスを戦略的な脅しに使われると、日本は手も足もでないから、エネルギー資源の分散化は我が国の安全にとっても喫緊のかだいでやんすよ。国民の省エネ生活にとっては、地下に穴を掘って水を循環すれば、井戸水の原理で自然冷暖房ができるんですが、こりは集合住宅が増えた現在制約が多いです。都会から田舎に移動して自然生活をすれば、国家にも資すると思うがどーか?

 ま、イロエロなアイデアを出してるフェーズがいっちばーん楽しいのです。日本も忖度ばっかししてないで、まずは自由な発想が受け入れられる社会にするのが先決かな。アリリ?