10月28日(金)霎時施(しぐれが時々降る頃)。人は見たいものしか見えないとは。

 薄曇りのち白っぽい晴れ。9.9℃~19.2℃、53%。2800歩。アキアカネがたくさん飛んでいた。虫の鳴かない沈黙の秋。

 今日のCOVID状況:都の新規感染者数は3520人で前週より24%の増加、重症者は33人、死亡4人でした。やっぱしゆるいリバウンドかな? 友人の奥さんが微熱があり喉が痛いと言ってPCR検査を受けたら陽性だったとか。濃厚接触者の本人は何の症状もなくぴんぴんしている。罹っても症状が軽い例かな?

 

 願望の世紀:

 事実が願望により捻じ曲げられるということはよく知られています。例えば安倍信者は今の日本経済はとても上手く行っていると認識し、アベガーは日本の経済は30年間まったく不調であると認識している。それぞれが良いところと悪いところしか見ないからですね。

 また例えば、トランプ信者は前回の大統領選挙は不正で無効であると認識し、反トランプ陣営はまったく反対の認識を示しております。陰謀論の内、自分に都合のいい方しか採用しない結果です。これはどんなに客観的なデータを提示しても、その態度はまったく変わりません。人は願望により駆動され、見たいものしか見えなくなるんですぅ。

 程度の差はあれ、この事実はきみもぼくも、あなたもわたしも全ての人類に適用されるんですぅ。この恐ろしい事実を認識するかしないかで、世界の見え方がまったく違ってくるでしょう。時には、わだすの事実認識はひょっとすると大間違いかも知れないな?と自己点検することも必要になるでしょう。

 そーしないとお互いの事実認識がずれずれのまま、空しい議論を重ねることになりますから。んじゃ、なんでこんな性質が人類に残っているのか?と不思議に思いますよね。それは先を推測する大脳を発達させた人類から、多少は不安を取り除く役割を果たしているからなんですぅ。

 厳しい現実ばっかし見ていらた、長い人生とてもやってられまへんがな。人類は願望で色づけられた世界を見ることにより、かろうじて生きていけるんですぅ。だから変な人を見ても許してやってね♪ドンモドモドモ