5月26日(水)紅花栄(ベニバナが咲く頃)。パンデミックは自然現象と人為とのミックスです。

 薄晴れときどき薄曇り。16.9℃~26.0℃、31%。夕方から雲が厚くなりスーパームーン皆既月食が見れなかった。ザンネン

 

 コロナ下の社会動向とは:

 コロナ下でイロエロな業種で明暗が分かれつつあります。総じてリモートやオンラインに乗った業種はウハウハ、人の動きに関係するものはキビシーと言う感じです。GAFAは何もしなくても増益になり、旅行、交通、飲食などはどんなに努力しても減収の憂き目をみました。これ運といわずして何と言うんだあああ!

 オリンピックも残念ながら人が集まる業種ですから、運から見放されたと言えるです。大手メディアの一角では、とうとう朝日がオリンピック中止に方向転換しましただ。それでもオリンピック業種では未練を捨てきれずに、パブリックビューイング建設にしがみついております。

 そもそもの始まりから、コロナ対策はズーっとダブルスタンダード(二律背反?)を繰り返しており、ブレーキを踏むのかアクセルを踏んでいるのか定かならない状況が続いておりました。海外旅行客は抑えたいけど札幌雪祭りを挙行してみたり、緊急事態下でもエビデンスなしとしてGoToを強行してみたり、人流を制限したいさ中に聖火リレーを続けてみたりと、すべての場面で正反対のシグナルを出し続ければ、いくら大勢迎合の国民とは言え動く方向は定まらず変異株とも相俟って、オリンピックが近づくにもかかわらず、緊急事態を解除できません。嗚呼無情!

 スポーツ業界では屋外で3密を避けて行えるゴルフ練習場が売り上げを増大させておりますが、本番のゴルフ場の方はプレーヤーは増えたものの付属レストランや売店の売り上げが伸びず、全体としてはチョボチョボです。観客を集める相撲や野球などの業種は、観客制限で業績は低迷しております。

 これひとえにコロナワクチンの接種が大幅に遅れたためと推定されますが、いまだに「コロナなどさざ波だ!」と叫ぶ人士が政権中枢に巣くっておれば、当然の仕儀ではあります。ここはもう「是非に及ばず」と早めに(もう既に十分遅いですが)オリンピックは中止して、人流阻止、人集滅却の大号令を掛ける時ではあるまいか?・・・でもどんなにおつむが良くてもベスト&ブライテストでも、強い願望と大きな利害には振り回されてしまうという人類の宿痾を、この際徹底的に噛み締めようではありませんかっ!ザンネン