11月26日(木)三の酉。(人工と)自然とは。

 白っぽいもやもや晴れ。9.2℃~18.6℃、48%。8800歩。

 

 自然とは:

 自ずから然りと為す、すなわち「ありのままに」ということである。であるからして人の手が加わっていない状態を指すこともある。「天然とは天然色のことか?」ま、近いですね。「あの人は天然だ」という用法もある。すなわち天然とは人的ではない性質を指すのです。

 つうことで自然主義的誤謬とは何か?・・・こりは「善い」という概念を、なにか別のものと同一視することです。別のものを経験的事実とすることも多いが、必ずしもこれに捉われない。一般には「事実をあるべき姿と混同すること」と解釈されます。進化社会学ではこの誤謬がよく指摘されます。事実として現にあるのだから、何か意味があってこれまで残って来たのだろう、というような論調ですね。

 太陽は東から上って西に沈むのだ、っちゅう観察はその限りでは正しい直観です。だからこの自然主義的観察は地動説によって覆されるまでのながーい間、人類の共通認識として残って来ました。地動説は、人間のごく自然な直観を、分析による合理によって無理やり信じ込ませていると言えるです。何よりも安定してどっしりと我々を支えている大地がふわふわと宙を漂っているなんて誰も思いませんよね。タハハ

 自然主義的直観は、我々の生活の大部分を支配しておりますが、時にはそれに反する現象もありますから、くれぐれも注意の事ヨ。

 

 追記:自然食品って、人の手が加わっていなければ何でも善くみえますが、天然に毒なものも多いから注意の事ヨ。防腐剤不使用とか良さそうだが腐りやすいし、時には猛毒のカビが生えたりして健康を害するし、長い間研究して無毒化するような化学物質を添加した方が100倍健康的なことも多いです。人工が全て悪いとなったら、それこそ自然主義的誤謬に嵌ってしまいます。ども。