5月28日(木)知らぬがホトケ。

 白い雲の多い晴れ、のち薄曇り、夜の始めころ通り雨。14℃~25℃、51%。9100歩。

 最近は天候が不安定で、1日の内に晴れ、曇り、雨の混在する天気が多いような希ガスる。

 

 

 知ることシリーズ:

 勉強してたくさんの知識を身に着け、それを社会のために使うことには大きな意義があります。世界中を旅して、それぞれの土地でどんな暮らしをしているのか、どんな人たちが住んでいるのか、どんな生活習慣なのか、その社会の常識と自分の常識の乖離を知ることには、非常に大きな意義があります。

 しかし、一ところに拘って、周りの事は何も知らずに自足して暮らすことはそれなりにしやわせかもしれません。周りの事を何も知らないほうが、却ってしやわせに暮らせるのか?蝦夷で暮らすも一生、江戸で暮らすも一生。

 今日湾岸を歩いていて、ふとそんな想いが浮かんできました。ベンチで休んでいたら、足元にアリンコたちがたくさんいて、餌を捜してうろうろと歩いています。もしこれが人間なら、巨大な怪物(人間や犬たち)が歩き回っていて、いつ踏みつぶされるか分からない状況だったら、恐怖ですくんでしまい、とても能天気にうろちょろできないでしょう。自分たちの置かれている状況を知らないからこそ、元気に生活できるということもアリの真実です。

 本当は人間だって、100%安全ということは無いのですね。躓いて転んで骨を折ったり、車が突っ込んできたり、天が落ちてきたり(隕石衝突?)の確率はゼロではありません。火事が起きたり、雷が落ちたり、大地震で都市が壊滅したり、津波に飲み込まれたりする確率もけっこうあるでしょう。コロナに罹ったり、ほかの病気に罹ったり、中毒になったり、いちいちしむぱいしていたら、アリンコのように伸び伸びと生活を楽しめません。

 これぞまさに知らないということの幸福ではなかろーか?杞憂で暮らすも一生、能天気に暮らすも一生♪ハレハレ