6月28日(水)虫の気持ちにはなろうとしてもなれません。

 もやもや靄曇り時々薄晴れ。23.5℃~32.3℃、63%。4600歩。真夏日。南風やや強し。梅雨の中休み?そもそも梅雨らすい天候があんまし無かったような?

 

 虫の季節とは:

 アリンコが穴から這い出して盛んに活動しています。「蟻であることはどういうことか?」なんて哲学的な感慨も浮かんできますね。虫はだいたいフェロモンという化学物質で交信してますから、そのコミュニケーション手段は複雑です。電気パルスに比べてその種類は無限に近いです。どんなフェロモンをいつどの様に使っているのか?未だにそのほとんどが分かってないんすね。だからアリンコの気持ちになろうとしてもなれまへん。

 アリンコが人間と比べて大きく違うのは、その恐れを知らない豪胆さでしょうね。周囲にでっかい動物が動き回っているのに、少しも恐れずに我が道を行くと。こりが人間だったらジャイアントが歩き回っている修羅の巷に一歩も踏み出せないでしょう。

 つーよりか周囲をちゃんと認識してるのかなぁ?まことに疑問に存じまふ。多分自分たちにとって意味のある事(餌とか同輩とか天敵とか)こと以外はなーんも認知していないのではなかろーか?即ち同じ世界に生きているように見えて、アリとヒトは実はまったく違った世界に生きてるんだすぅ。人間に踏まれるのなんて、人間にとって隕石が落ちてくるような天然現象であって、いちいち気にしてたら生きて行けまへん。

 って考えると、人間の不幸はあまりにもそわそわと、周りのことや先のことを気にすることかも知れませんね?それで神仏、またはカルトに縋ったりするんだすぅ。ザンネン