5月23日(土)国民性とは

 朝の内ちょびっとパラパラのち薄曇り、夕方晴れ間。15℃~24℃、67%。

 台風1号くずれが運んできた湿気で5月にしては珍しく5日も陽射しが無い日が続いたが、今日の夕方に青空がのぞく。お日さまありがとう♪ 都会ではバラ園が綺麗ですぅ。

 

 日本の同調圧力の源泉とは:

 日本人は付和雷同しやすいとゆわれます。少しでも変わった者がいると排除しようとします。抜きんでた人がいると足を引っ張ろうとします。これは悪い面。

 でも良い面もたくさんあって、ワンチームの和とか絆とか同じグループ内では助け合うとか。集団でやるスポーツが強かったりしますね。集団でやるプロジェクトにも強かったりします。高度成長期には護送船団方式で世界を席巻したりもしました。

 これらの民族性はいつ身に着いたのか?農耕文化がその大本だという人もおりますが、平安、鎌倉、戦国時代、江戸時代なんかを見るとそれほど和の国とも思えないですね?わだすは明治からだと思います。西欧先進国に追いつけ追い越せで国民皆兵、全国民の教育がその始まりだと見ちょりもす。みんなが同じ方向を向かないと軍隊になりませんし、従順な兵士を育てるには子供の時からの教育が重要です。

 つうことで、軍隊式の前へ倣え教育が全国に普及したんだすぅ。整列、行進、前へならえ、礼、という軍事教練を学童に施しました。運動会も騎馬戦や棒倒しが欠かせないものでした。それで同一基準から落ちこぼれた者は落伍兵としての烙印が押されると。こんなんが教育と言へるんか?でも百年以上続いてるから誰も疑問に思いません。

 すかすここへ来て、このような画一教育では世界の技術革新のペースについていけないという危機感が一部の識者から出始めました。でもその危機感を国民全体で共有するには至っておりません。大多数の国民は、単一基準の画一教育でペーパーテストによる選別がフェアであるとの妄信から未だに抜け出せずにいます。今回のコロナ危機対策にしても、革新的な対策は台湾や韓国などすべて隣国のもの。日本は前例にないものはやらないと言う従来からのお役所仕事。これではどんどん差がついて行くのは必定!

 やはしいっぺん壊れてみないと、本気が出ないのかなぁ。これも国民性か?嗚呼無情!