7月26日(金)朋有り、遠方より来る。また楽しからずや。

  晴れ時々曇り、夜半豪雨あり。 26℃~33℃、57%。豆台風が近づいて不安定な天候。


 新宿方面に進出す:

 集まりがあって午前様。帰る頃には豪雨やむ。一過性のスコールなり。でも一時ずぶ濡れ。
 四川からの留学生と話す。滞在2年なのに日本語がとても流暢です。哲学を勉強しています。民族性とか戦争の話になって、「日本の戦国時代ではなんですぐに城に籠って戦うんだろ?」と疑問を呈した。「中国だったら、優勢な敵が来たらすぐに逃げちゃうのに。」と言ふ。・・・「日本は土地が狭いから逃げれないし、城で戦って負けたなら大将だけが切腹して、兵隊は皆勝った側の兵隊になれるんだ、」と言ったら不思議そうな顔をして、多少納得した様子。
 「それに日本は天災が多くて、理由なく大勢がしむから空襲とかで死んでもあまり恨みを引きずらないんだ。」というと、これは実感が湧かないらしく、「ふ~ん」と言っただけ。「中国では何代にも渡って恨みを引きづるんだけど、日本の方が前向きでいいのかも。」とお世辞を言っていた。やはし郷に入れば郷に従うなのかな?
 でも、歴史や風土、それに基づく文化の違いは、お互いに交流を深めて徐々に縮めていくしかないのでしょう。何しろ、君の常識は僕の非常識な世界で、常識ってのが通用しないコミュニケーションなんすから。相手も自分も決めつけた狭隘な精神では、お互いに反発し合う関係しか結べません。
 久しぶりの異文化交流で、多少目が開かれたような希ガスる深夜の交流会でした。ども。