11月27日(月)朔風払葉(さくふう葉をはらう)、北風が木の葉を吹き散らすころ。

 晴れのち曇り。8℃〜14℃、53%。




 最近目にした言葉:好角家

 (こうかくか)とよむのだろうか?あるいは、こうつのか?こうすもか?とにかく角力(すもう)が好きで好きでたまらない人を指すらしい。今風に言えば相撲オタクかな?好事家(こうずか)というのはものごと全般(特に普通の人があまり興味を持たないものごとってニュアンスがあるらすい)が好きな人。好色家は色が大好きな人。つうことは、好虫家とか好数家なんて言葉もあってもイイと思いましたっ。ども。





 issueとは:

 これは結構広い意味合いがあってニュアンスもイロエロあるですよ。まず思い出すのがプレスリーの「GIブルース」ですね。これは彼が徴兵されて陸軍に入った経験から生まれたブルースです。GIはガバメント・イッシューすなわち頭から足先まですべて官給品で固めた兵隊のことなんす。

 辞書を見るに、まずは「(書籍を)発行する、(命令を)発する」とかいう出す、放出するというニュアンスがあります。次に、「支給する、配給する」という物を出すイメージがありまふ。これらを名詞化した発行、配布、配給もあります。さらに議論の過程で「出て」くる、問題点、論争点という意味もあります。いわゆる「課題」でしょうか?

 この「課題」を独自に解釈した安宅氏の意見でissueとは「A matter that is to be fixed out ,but unsettled yet.」(けりをつけなくてはならんが、白黒がはっきりしない事柄)とし、その度合いをissue levelとした。これは「自分が置かれた局面で、それに対してハッキリと答えを出さなくてはならない度合い」と言える。そして人は自分が持つリソースを有効に使わねばならんと。根性論に逃げたり(Escape to the "guts" makes no sense.)、下手な鉄砲も数撃てば当たる、という精神を脱して、イッシューレベルの高い課題に絞って挑戦すべきであーる、とのたまえり。



 忖度とは:

 元々は「相手の心(気持ち)を推し量る」という中立的な意味合いでした。「母の苦労を忖度して」などの用法が適当ですが、最近はすっかり「上役などの意向を推し量る」というへつらいやおべっかの意味合いが強くなってしまいました。これすべて現政権と官僚の行政私物化の賜物と言へましょうか。ザンネン