11月28日(火)貧乏はまず、こころに忍び寄るのか?

 予報に反し、概ね曇り。10℃〜15℃、66%。ウォーキングー!




 貧乏根性とは:

 これは金銭的に貧乏なのではなくして、心が貧することなんであーる。むしろ成金に多い症状ですぅ。ものごとの価値を、なんでもお金に換算して判断します。精神的充実とか、愛とか、好奇心なんてえのは、お金にならんから何の価値も無いと見做します。一時のホリエモンと言ってもエエでしょう。Love doesn't pay!

 好奇心や興味・関心ドリヴンな学問分野にもこの風潮が押し寄せてきて、すぐに利用でけない、役に立たない学問はクソだっ!という仕分けの嵐で、人文科学や基礎科学が衰退の憂き目に会って居りまふ。経済も、もちろん視野が短期的になり、半期、四半期で利益が見込めない事業はカットされ、長期どころか中期的な展望も見込めません。

 ホントは成長著しい東南アジアどころか中国や韓国と比べても、かなーり金持ちだった日本に貧乏根性が染みついたせいで、この30年少しも成長しませんでした。成長には選択と集中とかの小賢しい策ではなくして、アバウトな大盤振る舞いが必要なのですぅ。等価交換ではなくして、贈与や寄付、はたまた散財にこそ価値があると、アメリカ原住民はゆってますただ(ポトラッチ?)。

 日本は寛政の改革の頃から、まず気持ちが貧乏になって、その後経済的にも本当に貧乏になるという社会遺伝子がありまふ。こりを「武士は食わねど高楊枝」と申します。ども。


 地球資源や環境倫理的にはどーか?と思ふ見解ですが、近代・現代経済というのは散財がないと上手く回らないと。どもどもどーも。



 あ、今の政治家の言葉が貧したのも、中期的な信用よりも今ここさえ良ければイイ!つう貧乏根性が原因なのは言うまでもありません。なにしろナチュラル・ボーン・ライアーたちが純真な庶民をだまくらかして、政権を握ってるんですかなねィ。ドッボーン