6月16日(日)梅子黄(うめのみきなり)、てての日

 綿飴のような真っ白い雲ぷかぷかの晴れ♪17℃~31℃、42%。梅雨寒から一気に真夏日へ!

 

 

 浅草方面に進出す:とてもいい日よりでした。

 雷門の大提灯下に集合する。これは松下幸之助が寄贈したもんで、今では浅草のシンボルになってます。まずは腹ごしらえとして、浅草1丁目1番1号にある老舗食堂神谷にて定食を食す。エビフライ、ハンバーガーライスなり。旨し。付近は外人とリキシャが極めて多く、地鶏いや自撮りたちで賑わってますぅ。雷門通りを西に向かいかっぱ橋通りに達すると、そこはもう包丁をはじめイロエロな道具屋が軒を連ねる道具街だすぅ。

 方々のお店を覗きながら散策す。ここに来るとキッチン用品やレストラン用品はなんでも揃いますねぇ。でも、包丁は高いのになると10万円もします。そこから国際通りを北上し竜泉に至る。ここには樋口一葉旧居跡があるんすね。本郷の菊坂から移ってきて1年弱住んだとか。ここで名作「たけくらべ」などを仕込んで24歳で逝ってもうたと。花火のような生涯でした。

 ここから南に取って返すと、鷲(おおとり)神社に至る。熊手で有名な酉の市のある神社でやんすよ。アジサイの園芸品種を展示するアジサイ祭りもやってました。ここのすぐ裏には新吉原の入り口である吉原神社がありまふ。旧吉原遊郭の仲通りを、昔の賑わいは斯くやと想像しながら歩き抜けると、吉原大門(おおもん)跡に至る。ここの入口はS字になっていて、外から遊郭を覗けないようになってます。ガソリンスタンドの脇には、見返りの柳六代目の子孫がひっそりと立っているのも物寂しい。この辺は昔は田圃の中の土手になっていて日本堤と言ふらすい。

 つうことで最後に本日のメーンイベントである銭湯に向かいます。天然温泉@湯どんぶり「栄湯」という名湯で、各種薬湯や露天風呂まであって460円という優れもの。若夫婦が2年前に大改装したお風呂はとても綺麗で、余は満足♪満足♪じゃあ♪帰りは泪橋の「明日のジョー像」を見ながら三ノ輪駅までそぞろ歩き。ここで反省会をして解散す。江戸情緒を満喫したとても楽しい銭湯の旅でしたあああ!総歩行数約1万8千歩なり。どもども。