6月9日(金)外堀付近の名所を探索す。

 雲の多い晴れ。21℃〜26℃、57%。





 牛込方面に進出す:

 飯田橋東口に集合し、神田川と外堀の合流点を観察す。亀や鯉、更にゴイサギなどもいて自然色濃し♪昔は神田川を利用した物流の最終拠点として繁栄したとか。鉄道が引かれた後は、信州・甲州からの物流も開けたと。戦後は千葉からの野菜を運び屋のおばさんが運んで来てました。

 そこから牛込御門の跡地を見学して、昔のボート乗り場が変身した水上レストラン@キャナルcafeに突撃す。絶品のイタ飯やおフレンチを食わせると言う。場所柄、フランス人やイタリア人も多いですが、女性の比率が極めて多いのは、おしゃべりタイム故か?でも店側も90分の時間制限を設けていたのは流石。

 JR飯田橋駅はプラットホームの大移動中でした。ここは曲がった線路にプラットホームが有った為、電車とホームとの間の隙間が極めて大きく、踏み外した脛の怪我率が全国一高かった駅でやんす。駅に慣れていない観光客や外人が特に被害に会っていたようですぅ。

 そこから取って返して、神田川を遡上し大曲に至る。以前に来たことのある印刷博物館を見学す。今回はフォントの歴史展をやってました。特にPCやスマフォで見て、眼が疲れにくいフォントを研究しているようですぅ。古代から現代に至るまでの系統的な印刷技術展示には、見るべきところも多くして、来場する度に新しい発見があります。今回は印刷技術が社会や世界観を変えた時点をハケーン!聖書の読解を司教から、庶民に開放したルーテルの業績です。これによりプロテスタント運動が起ったが、これがまた社会に宗教戦争を引き起こし、西欧社会に大混乱を与えたと言ふ塞翁が馬!

 私的な感想としては、日本の印刷の歴史にデファクトな影響を与えたと見られる、謄写版や「かなー漢字変換」つう画期的な技術が展示されてないのは、ちと寂しいところだすぅ。


 その後また、神楽坂に取って返して、粋な黒塀の横丁や細道を探索す。またおつならんや♪昔懐かしい花柳界も、地上げでマンションやオフィスビルが林立し、昔の面影を残しているところは、極めて少なくなりました。付近の名刹毘沙門天に参拝した後、芸者置屋の跡@見番横町にある「熱海湯」に突入す。ここはただでタオルも貸してくれるし、シャンプーも石鹸も置いてあるから、全くの手ぶらで、いつでも入れまふ♪見番が近いから芸者さんも良く使っていると番台のおばさんがゆってました。
(そー言えば、中年の頃のナポレオンにくりそつな禿げでデブのフランス人のおっさんが入っていたなぁ。アンスティチュ・フランセが近いせいかも?)

 地下200メートルからくみ上げた硬水で、熱い湯を沸かした江戸っ子向きの風呂屋でがんす。今話題のヒートショックプロテインを充分に体内造成したあと、近くの海鮮焼き店にてビールをしこたま飲んで帰宅す。

 佳きかな、良きかな、ああよきかな♪生きてるだけでも丸儲けっ!ってな一日ですたあああああ♪ども。


 この世のことは、すべて一回限りのことなーり!