5月6日(月)立夏、暦では今日から夏なんですぅ。

 概ね曇り、たまに雲漏れ日。17℃~22℃、47%。トマトの苗を植えてみた。5月は紫外線(UV-A)が最強の月ですから注意のことよ!

 

バランスとは:収束と発散

 生命とは流れの中での微妙な均衡の上に辛うじて成り立っているもんである。というのが「動的均衡」論なんですぅ。一つの仮説ですが、多細胞生物の各細胞は毎日入れ替わっているのは確かです。それでも全体の機能はバランスされ保持されていると。

 どんなに硬いものでも何時かは壊れます。でも、柔らかい生命は連綿と継続し続けてます。自己保存と共に遺伝による適応がバランスを保ち続けているからでしょう。ある環境に適応するには最適値というのがあり、それに収束していくのが自然選択です。一方、環境変化は予測できませんから、突然変異を利用して、できるだけ多くの形質を保ってリスクヘッジする必要があります。今の環境に最適化された種だけになったら、それは環境変化で簡単にホロンでしまいます。収束(適応)と発散(変異)は常に繰り返されており、その微妙なバランスの上に生態系というものが成り立っているんですぅ。

 発散を考えれば、「なんでこんな変てこりんな生物がいるんだあああ!」ってなのを見かけると、「ああ、それでも意味があるんだね。こういうのがいてもいいんだ♪」って、気になりますよ。適者生存の優性学だけじゃ、ここまで生命は続いてませんっ!キッパリ!