12月6日(金)植物って居場所の選択ができない運命を担いつつ強かに生きてます

 晴れ。8℃〜17℃と比較的気温が高かった。昼は西風強し(って現地だけど。)くっきりとした眉毛のような三日月。




 脳科学やiPS細胞の応用とならんで植物科学ってのが注目を浴びています。食料増産だけでなく、エネルギー、新材料開発、環境保全、新産業創出など持続可能な循環型社会への貢献が見込まれます。科学技術の総力を挙げて植物の力を引き出そうとのプロジェクトです。

 基礎技術としては膨大なDNAデータの蓄積と検索、有効な遺伝子の選別と育種、有用な機能性物質の作出、重イオンビームによる変異加速と選別、など分子生物学やイオン加速器まで学際的な研究と、それを社会に実装する植物生産技術から成ります。

 ターゲットとしては世界人口の半分のカロリー源であるイネの耐性向上と収量改善、藍藻類を使った有用材料やエネルギー生産、新らしい花卉類の育種、付加価値を高める植物工場、有害物質を吸着する植物の開発などなど数えきれないくらいの応用があります。特許を取得して知財収入の増加という副次効果もあります。

 もーホントに植物って偉いですねぇ♪   
とは言え生態系はバランスで成り立ってまふから、人為的な植物改変があまりにも多くなるとトンデモナイことになりますYO−!タハ