8月17日(金)蒙霧昇降(もうむしょうこう)深い霧が上下する頃。

 朝のうち雲残るも快晴!25℃〜29℃、30%。北寄りの風強し。湿度低く過ごしやすい。プールだん。




 全体主義個人主義:雑感!

 これも二分律の誤謬のような気がしてきました。共同体(国家?)が無くなれば、その中の個人は生きてはいけないから、共同体(国家?)が全てであるっ!つうのと、個人がしやわせに生きるための共同体(国家?)なんだから、共同体(国家?)は手段としての仮想だっ!つう両方の意見に分かれると、国論は分断されます。

 しかし、今回の隠れた賢者@尾畠春夫さんの、これまでの言動や実績を知るにつけ、そんな抽象的な腑分けより、まずは実践ありきの感を強くしましたのだ♪一人ボランティアを自称して、全て自律、自立、而立して自己完結しながら、みんなの為に働くという生き方!困った人や弱い子供がいれば理屈抜きで助けに行く。報酬は断固固辞する信条の確かさよ!在野の賢人と言わずしてなんと呼ぶ!ただ隠れているだけで、このような御仁はゴマンといるような気にさせてくれたのも、尾畠さんのお蔭です。そして表彰は敢えて頑なに断らず、ごく自然体で受賞して母前に飾ると。ホムホム

 「困った時はお互い様、明日は我が身かもしれないから。」という何気ない言葉に、その信条は凝縮されています。昨今の、偶々時流に乗ってカネを掴んだ成金たちの「貧乏人や透析者は自己責任、障害者やLGBTは生産性がない」発言と、全く正反対の生き方です。他人に対する想像力の違いと言ってもいいでしょう。そもそも二十歳を過ぎた者は、すべて生物学的には老化に向かっているんです。そして老化とは身体障害者精神障害者になる過程に他なりません。すなわち、明日は必ず我が身なんですぅ。いずくんぞ、助け合いせざるべからず!これが、全体主義でも個人主義でもない、共同体原理の粋ではあるまいか?


 魚屋のおいちゃんが、憲法とか愛国とか言わずして、図らずも人々を愛する行動を実践していることに、恥じる人は大勢いるんじゃあるまいか?(勿論わだすが一番恥じてるんですが。)でも、そーした本人が一番しやわせそうなのが、これまたこの世の真実を浮き上がらせておりまふ。眉根を寄せて「社会改革(左)や憲法改正(右)」を唱えている者たちは、あんまし幸せそーぢゃないもんねぇ。ザンネン!

 cf. https://www.huffingtonpost.jp/abematimes/obata-san_a_23503180/