8月16日(木)社会制度も疲労するのん?

 曇りがちな晴れ!27℃〜32℃、62%。強風で自転車が将棋倒し。プールだん。




 立憲主義の1解釈:

 「立憲主義とは、主権在民に於ける統治法の一つである。国民が議員を選び、その議員からなる議会が法律を作り、政権を選ぶ。その法律や政権を縛るのが憲法である。」・・・建前的に言へば、国民が選んだ政権を国民の総意である憲法が縛るのは、自分が自分を縛るようなものだから、これ正に自縄自縛に陥りそうですぅ???(君主を縛るんなら分かるんですが)。

 一つには、例え国民が選んだ政権でも、託しただけであって全権移譲ではないことで、常に監視が必要である。またこの制度は資本主義と並行して出てきたものであり、株式会社の制度と類似性があるという解釈もある。株式会社(国民国家)は株主(国民)が主人公である。経営(政治)は株主が託した役員(政府)が行う。つうようなアナロジーで主権と政権の関係を説明できる。でもこれは初期の資本主義であって、現代は(特に日本では)、利害関係者(ステイクホルダーズ)が多すぎて、必ずしも株主主権が実施されているとは言い難い状況です。むしろサラリーマン社長、役員や従業員などの影響が大きいような希ガスる。上場企業の4割の大株主が日銀だっつうから、もし主権を行使したら、完全に国有企業になっちまいまふ。株式会社も立憲国家も、そろそろ(いやかなーリ前から)制度疲労が起きてるような気がしますねィ。でも、新しい制度というのは、革命でしか生まれないんすよ、ホントのところは。この辺が悩ましいところでやんすね。どもども。(「ハゲタカ」に触発されて)