8月15日(水)昭和は遠くなりにけり。

 晴れ晴れ。27℃〜33℃、61%。プールだん。やはし暑い時はプールでやんすねィ♪



 今は昔:

 「昔々あるところに偉いお爺さんがおりました。お爺さんは、困っている人がいると聞くと、とるもの取りあえず駆けつけて、人々を助けました。人呼んで一人鯔&茶爺さんと申しますぅ♪ある人は師匠と呼び、またある人は捜索の名人と称しておりました。北に津波があればはせ参じ、南に震災があると聞けば助けに行き、東に豪雨あれば行って大丈夫だと言い、西に迷子の幼児が出ればたった一人で活躍すると。東北大地震の記憶が薄れないように本州を徒歩で縦断したりと、隠れた修業を積む。その霊験おろそかにすべからず!

 そもそも衆を頼んだ救援隊は、机上の直感にて、用水や藪影、海辺や窪地などを下へ下へと突っつき回したるはネガティブな発想。翁は幼児は必ず生きているとのポジティブな思いで、幼児の目線で幼児が辿りそうな山道を、上へ上へと遡り、たった30分でその居場所を突き止めたと言ふ。まさに長年の経験が生んだ身体知ではなかろうか♪

 しかも幼児が怖がらないように、棒などで突き回さず、やさしく声を掛けながら、その応答を確かめつつ、静かに進んで行ったと言ふ。まさに達人ならずや!幼児の「ぼく、ここにいるー」との応答は、翁の声の優しさが引き出したものであろう。しかも、幼児を必ず発見できるとの確信の元、助けた時の毛布と飴玉をちゃんと用意していた周到さ!その優しさは限りなし♪

 そして幼児を助けたあと、また何処へともなく旅立って行くのでした。めでたしめでたし♪」
https://www.huffingtonpost.jp/abematimes/yamaguchi-20180815_a_23502456/?ncid=other_trending_qeesnbnu0l8&utm_campaign=trending


 いや〜、家業は後に任せて隠居したあと、研鑽を積み、世のため人の為に生きようって御仁は、伊能忠敬さんだけではなく、日本の伝統だったんですねぇ。焉んぞ何人と言へども国家権力を私的に乱用するべからず!ホムホム




 今一つの教訓:幼児とは言え人類である。大人のちんけな想像以上の力を持っているんであーる。努々(ゆめゆめ)あなどるなかれ!






 日本至るところ賢者あり:

 別に有名じゃなくっても、学者ぢゃなくっても、評論家ぢゃなくっても、ごく市井の人々が賢いってのが、ホントの民度ぢゃないんかなぁ? 「魚屋のおっさんが屁をこいた、ブリっ!」とか、「果物屋のおばはんが異を唱え、そんなバナナ」とか、「団子屋のおいちゃんが説教する、寅はバカだね〜」とか。これがココロの暖かい、日本庶民の知恵なんすー!どもども。