5月14日(月)弱い者は強く、強いものは弱い。

 晴れ♪15℃〜28℃、27%。プールだん。




 人類の誕生(第二集)を見た:ネアンくんとサピちゃんの出会いと別れ。

 NHKスペシャルの3回シリーズです。今回は近縁のネアンデルタール人との出会いと別れ。人類の祖先が猿から分かれて出現したのは約700万年前のことでした。その後、約20種もの人類が誕生と絶滅を繰り返し、約40万年前にネアンデルタール人が、20万年前にホモサピエンスが出現したとされる。ネアンデル人はヨーロッパの寒冷地に適応し、胴長でガッシリと力が強く色が白かったと言われる。アフリカから出たホモ・サピエンスはきゃしゃで手足が長く、色が黒かった。

 ネアンくんとサピエンスは欧州の地で暫く共存し、混血が行われた痕跡がDNAに残っている。ネアンの遺伝子の2%〜3%がサピに入り込んで、主に寒冷化対応の形質を担っているんだと。サピちゃんもネアンくんのお世話になってるんだ。ネアンは約3万〜4万年前に絶滅したが、サピとの争いというよりは、欧州の気候変動や集団の規模が原因だろうとする説が有力。

 弱い者は強く、強いものは弱いとする進化の妙が、この争いでも影響を与えたと。華奢なサピたちは、道具を次々に発明して、身体的なハンデを補い、宗教により集団の結びつきを高めて集団を大きくしていった。これがまた道具の伝搬を速めたんだと。一方、体力に勝るネアンたちは小集団での狩りはするが、規模は数十人を上回れなかった。為に、道具の発達・伝搬で後れを取ったと言われる。それでも脳はサピよりも大きく、遺伝子や喉・舌の構造から言語も話したとゆわれる。但し、あまりでかい声は出せなかったから、愛をささやく程度かな♪

 う〜む。お墓や宗教などの、同じものを信じる力がサピエンスを救ったのかぁ!・・・この力がその後、人類の力でもあり、災いにもなるとは、当時のサピエンスたちの知るところではなかった。道具は壊滅的な破壊兵器に達し、集団(国家)の争いは尽きることなく、今や世界を巻き込んで、ホモサピエンスは絶滅の危機にあるんじゃあああああ!ショボーン



 追記:ふと思い出したが、サピエンスに遺伝子を残しているのは、ネアンデルタールの男子であって、ネアンの女子の遺伝子は残っていないと言ふ。こりは当時、子どもは母親に引き取られ、出身部族に属したからと考えれる。サピの男の子供はネアンに育てられ一緒にホロンじゃったんではなかろーか?・・・今で言ふと、白人男性(ネアン)と黒人女性(サピ)の子供が、その後の人類を形作ったと言えようか?トレバー・ノアさんこそ、人類の祖先なんであーる!