7月21日(火)暑さに慣れるには、今しばしの時を要する。人類皆兄弟の話。

 快晴。26℃〜34℃、58%。今年のゴーヤは葉っぱばかり生い茂り実は少ない品種なのかな?ようやく2個目を収穫。ゴーヤとバナナのスムージーを作る。





 DNAから分かるヒトの成り立ち:

 生命は不死身である!ってのは、40億年前にたった1回発生したのが今この俺まで連綿と続いているからなんであーる!いつ生命が発生したかっつうとDNAが自己複製を始めた時からなんであーる。そして複製の失敗を重ねながら進化したんですぅ。だから進化の痕跡を辿るには、この複製失敗の跡(突然変異)を比較しながら調べるのです。生物の特徴の一つは「変化し続ける」ことです。ヒトのゲノム(全DNA)の中には進化の足跡がチャンと残っています。

 特に母系でしか伝わらない(DNAだけにスリム化した精子と違って、卵子にはミトコンドリアを始め通常の細胞質が保存されてますから)ミトコンドリアDNAを調べると、直近の人類の振る舞いが分かりまふ。それによると、現在の人類は700万年前の猿人から発生し、200万年前には原人に進化し、約50万年前にはネアンデルタールなどの旧人に進化し、約20万年前に新人(ホモサピエンス)に到達したと。猿人はアフリカに留まりましたが、原人、旧人はアジア、ヨーロッパに拡散しました。新人もアフリカで発生したのですが、約7万年前にアフリカから4千人規模の集団で脱出して、全世界に拡散しましたんや。それで今では60億人に増えたと(アフリカに留まってたホモサピエンスと合わせると約70億人だす)。

 更にイロエロな旧人ネアンデルタール人やデニソワ人など)と現生人類とが交雑し、彼らの遺伝子が我々のかだらの中に引き継がれていることが分かっています。ネアンデルタールとは人類がアフリカを出た直後の6万年〜5万年前に混血したと。そして今、更に旧人のどのような形質が残って、何が残らなかったのかを遺伝子レベルで詳細に調べるプロジェクトが立ち上がったと。これにより人類の本質を、哲学や文化人類学ではなくして、DNAレベルで掘り下げ可能だと。ふむふむ。

 少し分かって来たのは、毛や皮膚を強化する遺伝子は旧人由来でこれは寒冷な環境対応(アフリカに残った人は毛があんまし多くはない)、言語や知能を進化させる遺伝子は引き継いでいないと。更に生殖能力に係わる遺伝子は現生人類の方が優性だと。(旧人がこれでホロンだとする説もあるくらいです。)今後どのような差異が出てくるのか興味がわきますねィ!

 文化人類学や霊長類生態学では、「違いの研究」で民族や人類の特徴を際立たせようとしましたが、これからは「共通する本質や価値観」という見地で広い心を育てる研究も必要でしょうね。何たって、アフリカ以外の全人類はたった数千人の集団から派生した兄弟なんですから、共通している価値観の方が多いはず。人類、焉んぞ争わんや!
 





 無理が通れば道理引っ込む:東芝粉飾

 不適切会計とかゆってるが、ホントは不法会計、粉飾会計、不正会計の犯罪じゃないのんかな?トップの行け行けドンドンで突っ走り、真相を隠して勇ましい戦果を上げ続けた大本営と同じ遺伝子?戦中の幽霊がここにも頭を持ち上げると。不正を不適切と言い換えるのは、輜重兵站を後方支援と言うが如し!ショボーン