8月16日(水)内側からその世界を分析する困難さ。主観の解体とは。

 終日、弱雨しとしと、時に強し。22℃〜22℃、95%。半袖では肌さぶい。秋じゃ秋じゃ。プールだん。






 群れは意識を持つのか?

 という疑問は常にありますねィ。蜜蜂とかアリンコの群れを見ていると、個体以上の知性を感じることがありまふ。まるで粘菌が迷路を解くようなものかな?多細胞生物の細胞一つ一つには知性は感じれませんが、それらが集まると知性体を構成するように。動物だけではなくして、植物だってその生育を早回しで見れば、充分に知性的です(環境に適応するという意味で)。

 思考と自己認識という見地からは、人間にしか知性は無いように見えますが、それは言語の罠。言語が無くても、オオカミやライオンの群れでの狩りをみると、充分に考えて行動しているように見えます。言語を獲得した人間は、言語の無い思考というものを考えれなくなっているだけかも知れません。また、音楽、絵画などの藝術表現は、非言語の思考とも考えられます。

 こういう見地からは、人間という個体は言語を媒介としてネットワーク社会としての超個体を形成していると言えなくもありません。つまり、知性にはイロエロな階層があると。細胞単体でのシステマチックな振る舞いをみると、見方によれば、細胞にもある種の知性的振る舞いはあると言えるかも?知性とは何か、意識とは何か?という根源に立ち返り、その本質を抽出することが必要です。計算するとは何かを分解して、コンピュータの基礎概念を確立したチューリングのように。


 言語とは:

 通信の発達により統合傾向にありますが、世界には未だ6000を超える言語があると言われています。勿論、方言をどのように扱うかにもよりますが。伝言ゲームを通して、言語の進化を研究した人がおります。それは単純化、覚えやすいものに変化して行くというもの。外来語とのマージや新しい概念、新しい経験に対応して変化していくというのもありますが、単純化は一つの方向であろうかと思います。・・・つう意味では、フランス語の方がドイツ語よりか進化しているんかな??フランス語は1音節の単語が極めて多いんですぅ。テ(お茶)オ レ(みるく)とかロ(水)とか。反してドイツ語は長い音節の単語が多いし、単語を繋げていくらでも長い単語も作れるんす。でも、実際は、どっちが優れた言語かっ?つうのは、イロエロな見方があるから、簡単には決めれまへ〜ん。ジャン