10月25日(金)普段は何気なく話しているが、奥深い!

 雨のち曇り。終日15℃前後と肌寒い。湿度97%。また集中豪雨で千葉方面に災害!台風からの湿った空気と寒冷前線が出会うところが、水道の蛇口開けっ放し状態になる模様。


 言語とは:
 
 ことばはまず音声にて発達し、次第に記号化されると。意味の担い方がイロエロあるから一筋縄ではいかんぜよ。言語経験が一つしかない者は、独善的になりやすい。すなわち自分の言語を話せない者は馬鹿も同然。バロバロと変な音声を発する者は野蛮人(バルバロイ)と見做されるが、ホントは見做している方がバカ同然の単純思考。言語はその境界領域にて意味を獲得するものであるから、異言語の習得は知性の幅を広げるんであーる。

 如こう而して普遍性とは何じゃらほい?多くの人々の共通認識なのか、はたまた神の領域か?「初めに言葉ありき」とのたもうた言語とは何語なのん?独善の領域を突破すれば、そこには無限の荒野広がれり。まず意味があって、それを担うものが言語であるとの認識は、ちと早合点。まずことばを発して、その後に意味がついてくるんであーる。「あーあー、うーうー」と言ってるうちに、そのずれの中から意味がわいてくるんであーる。

 そしてのべたんな絶対真理の普遍性の中から、内側から見た趣味の世界としての普遍性へと広がって行くんですぅ。多様性の中の普遍とは斯様なものなんだすぅ。

 でも母語ってのは、かなーりロバスト(頑強?)ですねィ。ボケて直近の記憶からだんだん無くなって、空間認識も地図認識も衰えて人の顔も分からなくなって、もちろん思考能力も無くなっても、最後まで残ってるのが母語を話す能力なんすよ。それくらい強く脳の中心部分に刷り込まれてるんすねぇ。知性とは言語なり!とゆわれるゆえんですぅ。ども。