9月4日(火)ボゴボゴとは。颱風が四国・関西を横断す。

 雨のち曇り。23℃〜29℃、77%。颱風の影響で、夕方から南寄りの強風!雲の動きが速い!ゴーヤ棚が大揺れ。




 母語は深い:

 言語には意図して習得しなくても、自然に身に付く「母語」ってのがあります。これは実際に慣れ親しむ経験によって使えるようになります。だから文の構造とか文法とかは意識しません。後になって分析的に整理して始めて分かるんですぅ。一方、外国語や国際共通語、人工語などは文法や語彙の意図的な習得から入らねばなりません。このように言語と言っても、その習得の過程がまったく逆なのです。もちろんこれは原則的なことなので、外国語習得でも習うより慣れろの局面も多く見られます。

 これは言語ばかりではなく、一般に自覚無しに身に付く「生活概念」と、自覚して論理的に習得する「科学概念」に分けることができます。スポーツや演奏などの体で覚えるものも、生活概念に近いでしょう。

 また言語に関しては、「言語は思考伝達の手段である」という考えと、「言語は異なる者たちの接触による化学反応だ」という考えがありまふ。更に、「単語を組み合わせて構成したのが文である」つうのと、「文の構造全体がまずあって、分解したのが単語だ」というのもある。さらに「言語が思考に先立つ」つうのと、「思考は言語に先立つ」つうのもありまふ。すべて「卵が先か、母体が先か」みたいな議論ですが、そもそもの言語の発生過程を思考実験してみれば、前者の考えには無理があると考えます。

 アマゾンの原始部族には口笛だけで話したりするのもあるし、時制の無い言語もあるんですぅ。いずれにしろ、言語と道具は脳の同じ部位に同期してに発生した人類を特徴付ける大きな要素であることは確かですぅ♪どもども。