2月10日(金)トリ人間が印象的です。ラッスコー!レッツゴー!

 晴れのち曇り、時々小雪チラチラ。2℃〜9℃、42%。





 ラスコーへレッツゴー!

 上野の科博で2万年の時空を超えてきたクロマニョン人のラスコー展を見てきた。芸術ってのが何故人類に発生したのか?この謎を垣間見るためです。なぜか誰も入らない真っ暗な洞窟の奥に動物を描いた壁画が発見されたのですう。そしてその統一された様式と芸術性は現代人まで感動させたのですう。やはし千年の至宝春日大社を見るよりも、2万年のタイムカプセルを見るほうが先ですよね?

 第1章から第8章まで、精密に再現された洞窟の模型と壁画、イロエロな出土品、骨格からのクロマニョン人の復元などで、当時の様子を再現しています。その様式とは:1.動物が横向き、2・膨らんだ腹部に小さな頭部、3.たてがみがふさふさで尻尾は実際よりも長い、4.脚は短く関節で動きを表現する、5.動物の鼻先が「3」の形、6.耳が首の後ろか首についている、7.腹部の毛並みの境目をM字形に、などなど。変な記号も書いてまふ。

 ネアンデルタール人にはなかったものに芸術があるといわれますが、クロマニョン人にとって芸術は生きる上で必須のモノだったのでしょうか?誰も見るはずもない深い洞窟の奥はパワースポットだったのでしょうか?次にまた肥った動物が獲れますようにとの祈りか?農耕民族の新嘗祭?ともあれ2万年の時を超えて、とてもリアルな展示になってましたぁ!ども。


 人類学的DNAの検証では、クロマニョン人には前代のネアンデルタールのDNAを4%受け継いでいると。しかし現代人では1.5%に減少しているので、現代生活には適さない形質が多かったのでは?とか邪推してました。そして人間の形質のうち手足の長いのは温暖化に適応し、胴が長いのは寒冷化に適応してるんだと。つう意味ではヨーロッパ系はアフリカ系により近いと言えるでしょう。暑さに適応していたホモサピエンスが、出アフリカの頃の寒冷化対策はネアンデルタールとの交雑にあたのだすう。ジャン




 その後、浅草に回り、ヒミコに乗ってお台場まで船の旅。うっしっし♪