10月26日(水)百聞は一見に如かず!かな?Seeing is believing,isn't it?

 白っぽい快晴。14℃〜26℃、66%。穏やかな秋♪



 あのしとは、行って行ってしもた。もう帰らない〜。
アムブルンネンフォルデムトーレ、ダーシュテートアインリンデンバウム♪




 見るとは:

 視覚情報はV1〜V5の視覚野で処理されますが、前頭前野からのトップダウン信号によって、活動が変化することが知られています。これにより記憶や注意などの状況に合わせて視覚情報が変化します。しかも外部から網膜を通って入力される信号は、わずかに7%で、大部分の93%は脳内からの信号を解釈していることになります。極端に言えば、外に意味はなく、意味を作っているのは脳の内部だと解釈できます。つまり我々はリアルに外部を見ていると思ってますが、それは脳内が作り出すイメージに過ぎないかも知れんですぅ。この辺の統合がちと狂うと、リアルに幻影を見る症状も現れてきます。ま、これは聴覚、触覚を始め五感全般に言えることですが。

 「見る」という英語は、look、see、watchの3つの表現がありますが、それぞれ視覚の機能に対応して、微妙にニュアンスが異なります。日本語ではそれぞれ、視線、視野、監視、に対応するのでしょうか?lookは視線がその方向に向いていることを表します。つまり外部から白目を観察して視線が何処を向いているかを示します。一方、seeは対象を視野にとらえるという内的な感覚です。lookは外部から分かりますが、seeは他者からは何を見ているのか分かりません。look and see は何かに視線を向けて、それを視野に捉えるという動作を指します。watchは監視すなわち、動きがあるものを注意して見る、となりますが、watch out (気を付けろ!)のような使い方もあります。「船を見る」というケースで考えると、船に視線を向けて見るのであればlookが、船が見えるということであればseeが、じっと船(の動き)を見ているのであればwatchが使われます。(「聞く」にも同じようなニュアンスはあるのかな?listen and hear とか。)