10月12日(水)以下の文章を解釈し、100字以内で答えよ。(0点)

 秋晴れ。14℃〜22℃、42%。青空を背景にひつじ雲とすじ雲がとても綺麗です♪ 秋深き 隣は何を するひとぞ(芭蕉





 解釈とは:私たちは、表題のような問題で、正解は一つだと思い込まされてきました。

 私たちは全ての問題に対して、「解釈」しています。解釈とは平たく言えば理解、了解のことです。そして、如何なる解釈も、解釈すべきものを(100%ではないにしても)あらかじめ理解していなければなりません。さすれば、全体を把握しつつ、部分を解釈し、その部分の解釈がまた全体の理解を深めるという循環ができ、それはあたかも自分が書いているような境地に達します。

 つまり解釈とは、著者の絶対性を否定し、創造的に読解(含む誤読)し、著者以上に著者を理解することをも含みます。書くだけでなく、読むこともまた創造的なプロセスなのであります。小林秀雄も「クリエーティブにものを考える人は皆誤読(解釈?)している」とゆってまふ。すなわち一端作者の手を離れた作品は、作者とは独立した存在であり、読者はどんな読み方をしてもいいんですぅ。作者自身からしても明示的に理解していることばかりではなく、本人も気が付かないような潜在意識が、作品上に浮かび上がって来ることもあるんですから。

 つうことで、作者や他人の解釈に捉われず、自分が思うとーり自由気ままに読むことが、解釈の奥義となるのであります。「すべては解釈なんであーる!」とニーチェも申しております。ゾヨゾヨ


 あ、これは哲学・文学ばかりでなく、絵画、音楽など全ての芸術にも通じるでござるよ。そこんとこよろぴく。どもども。