9月11日(日)純血、純粋ってのが、実は一番濁ってたりして?

 秋雨しとしと降ったり止んだり。23℃〜24℃、85%。涼しい今日は夏日にもなりませんでした。プールだん。

 バジルなどの1年草のハーブはみんな花を付けました。多年草のハーブも良く育って草のくせに幹が木みたいに太くなり、来るべき冬に備えております。ああ、季節は巡りて永遠の輪廻なり。




 雑種とは:強靭種のことなり。

 遺伝子的な多様性が大きく、強靭化したものを雑種とかいう変な呼び方をします。もともと純粋種ってのは人為的な交配によって遺伝子の変動幅を小さくしたもので、犬や猫などのペットや、牛馬などの飼育動物が主である。自然界では、生育環境が孤立したりして遺伝子の偏りが少なくなったものもいます。いずれにしろ生物的には弱い生き物です。

 しかし人間界では、純粋種妄想が蔓延していて「純粋日本人」のほうがハーフよりか偉いのだっ!つう国粋主義者も出てきて、「おらの先祖は4代遡ってもムラビトずら。」つう変な威張り方する政治家さえ出てきました。そもそもアフリカをエクソダスした現生人類は、交雑を重ねて世界中に散っていったのにね?特に大陸のドン詰まりの孤島に住まう現日本人なんて、交雑の塊ですよっと。アジア各地や太平洋諸島のイロエロな顔つきの人々が日本人なんですぅ。変な純血主義は「ばっかじゃねーの?」と思われるだけでやんすよ。正に「井の中の蛙は大海を知らず、孤島の蝙蝠は大陸を知らず」と申せましょう。あははは


 池田清彦大先生が仰るには、「6万〜10万年前に出アフリカを果たした現人類は、暑さに適応していた為、寒さには頗る弱かった。もしネアンデルタール人と交雑していなければ、その後の氷河期で絶滅していただろう!」だってよー。まさに、交雑さまさまではアルマイト♪どもども。