7月12日(火)ハスの花が咲き始める頃

 もや晴れのちもや曇り。25℃〜32℃、76%。今日もむっしむっしむっしっし〜。






 南沙諸島紛争に判決でる:

 九段線や海洋権益を認めないという判断でした。でも中国は「しらんぽ〜ん」という無視の姿勢です。中国の拡張政策は変わらずと。・・・これに反作用して日本の軍事力強化は増々進むでしょう。例えば尖閣で小競り合いでも起きれば、世論は一気に憲法改正、軍事力強化に向かうでしょう。その為には基本的人権は制限され、バカな奴らが威張るようになるでしょう(by小津安二郎)。つうことで、日本は反日中国と全く同じ国になってしまうと。これが「闘争相似の原則」であります(玉虫語録より)。戦時中は米国もナチスに似ちまって、日本移民を強制収容所に押し込めたり、無差別虐殺兵器を使用したりしましたからねィ。・・・「あ〜、中国や北朝鮮に生まれて来なくて良かったなあ♪」なんていう日本人は多いと思うんですが、小さな岩礁一つを争ってるうちにそんな国になったら嫌ですねぇ。昔は満州・朝鮮は日本の生命線とかゆわれてた時代もありましたが、そんなもの全部失っても世界と貿易できれば高度成長できました。一所懸命な土地柄ではありますが、もっと広い視野を持たないと中世の土地争いに戻ってしまいます。Going Medieval は嫌ですよ。

 しかし国家主席が「古来から我が領土である」と主張するのは、モンゴルが「ロシアは古来、我が支配下であった。」つうようなもので、時代時代で変わった力の支配を、この科学技術が壊滅的な影響を与える現代において復活させるアナクロニズムであーる!





 マーケティング手法、恐るべし:

 最近ビッグデータ解析などを用いた消費者への巧みな誘導が話題になっています。株価の動向でさえビッグデータを使ったソフトで最適化され、みんな同じように動くから、乱高下するようになりました。選挙結果も、20時に締め切った途端に当確が出たりして、有権者のやる気を失わせます。統計的手法が精緻になり、サンプリングで正確に結果が予測できてしまうわけです。こういう風に大衆の一員になってしまうと、個人としての判断は萎縮してしまいますよね。どーせ俺の1票など、何の意味も無いのだと。せめてメディアも1日置いてから結果を発表してくれんかなぁ。どもども。


 大半の選挙結果は投票前に既に決まっていると(組織票)。そして浮動票の動向も出口調査で正確に把握されてると。でも、その当日にダメ押しで変な政党広告を打つおぞましさ。アベちんやローゼン閣下とは一味違う、物凄く小賢しいマーケッターが官邸に棲んでいるような悪寒!ひょっとしてゲッベルスまたはゲッペルスよりも上手かも?でも政治に市場手法を導入するって、どーなんでしょ?愚民とは言わないまでも、政治的ではない極普通の消費者は企業の販売戦略に振り回されますよね。「今日まで激安っ!」とか「これしかないっ!」とか「これが今一番人気です♪」とかの誘導に弱いのが一般消費者です。1日中、色んな情報をジックリと調べてから、最善の買い物をする人って変人でしょ?・・・そう、勢いで投票しちまった諸君らが、この日本では標準なのれすぅ。そして、アフォらしいから投票にも行かなかった人々で、日々の生活が回っているんです。どーも、どもども。