2月24日(水)霞始靆, かすみはじめてたなびく。

 曇り、夜雨あり。6℃〜7℃、38%。北風がちべたい。





 居場所とは:Safe Haven

 各国、各民族とも生きていく上でのセキュアベースとして、帰属するものを必要とします。これは社会的生物としての人間の本質の一つだからであーる。

 ある民族は宗教集団に、またある民族は類縁関係に、またまたある民族は義兄弟の契りなどに帰属性を求めます。そしてこれが無いと人間つうのは安心して暮らせないし、チャレンジもできないんであーる!

 一方、ムラ社会な日本は地域共同体や「家」がこの役割を果たしていました。すかす戦後、長子相続の家制度が崩壊し、各自独立した核家族になると、企業とか役所とか派閥とかの組織が「家」の代わりを果たしました。「我が社」とか「うちのオヤジ(派閥の長)」とか。そのうち核家族も崩壊して1人世帯が急増しメジャーになってきますたよっと。更に地域社会からも疎遠にななると、絶えざる不安が個々人を襲うようになると。そして「この内面化された不安がナショナリズムに向かっているのだあああ!」つう意見を聞いた。

 この言は、現在の日本の状況をある面では言い当てているように見えまふ。何故なら個々の政策の受けはあんまし良くないのに、決断とパターナリズム、更に強い国家を打ち出している安倍政権の支持率はちっとも下がらないからであーる!・・・つうことで居場所としての「友達の輪」を幾つも作れば、排外主義、国粋主義の戦前回帰が少しは柔らぐかも知れんなぁ♪どーだしょ?









 備考:今ちょっつ読書してて思いついたんで備忘す。

 民族性とか言うけど、自然災害が多い国と、人間による悲惨が多い国とでは考え方がかなり違うよね?つまりなんつーか地震とか津波とか噴火とかの大災害の多い国では、比較的寛容な気風がありまふね。反して、これ(自然災害)が無い国では主に頃し合いが元ですから、比較的苛斂誅求になりやすいと。不条理を運命と受け入れるか、はたまた怨みを千年保つ臥薪嘗胆に陥るのかっ!案外自然風土によるところが大きいのかと、斯様に思案致したる次第ですぅ。どもども。