2月9日(火)闘争か逃走か、それが問題だ。

 少し白っぽい快晴。0.8℃~9.6℃、18%。北寄りの風やや強し。7400歩。空気が乾燥して富士山が良く見えた。ちょっつ鼻が詰まり気味。

 

 裏腹シリーズ:人間世界の悲惨。

 同質なものと仲良く暮らしていればしやわせですが、それだと文化や技術も発展せずに弱くなってしまいます。逆にイロエロな民族が覇を競う地では争いが絶えませんが、創意工夫が生まれて強くなります。中世のヨーロッパでは領主が各地に割拠してお互いに争っているうちに、悪知恵がついて技術力も増し世界中に進出して、自然と共生して静かに暮らしていた人々を制圧してしまいました。

 安寧に暮らしていれば退化する、厳しい世界を生き延びると進化する、ってのは生物の特質ではありますが、大脳を発達させた人類はもうちょっと生物のしがらみから離れて、仲良くすみ分けるってな知恵があっても良さそうですね。

 でも同質なものばかりだと遺伝的にも劣化しますから、異質なものとの交雑は神話にも残ってます。旅の若者と村娘の婚姻とか。ま、文化的にも異質なものとの対立と共存が全く新しいものを生み出しますから、コンフリクトっつうのは必要なんでしょうね?

 嫌なものには目をふさぎ、異論変論はブロックして、まったりとネット生活を楽しむのも一つの生き方ではありますが、たまには嫌な奴らとの共存を考えたほうが楽しいかもね。まったりと仲良く暮らすもよし、イラつく他者と交わるもよし、生き方はそれぞれの人生です。赤の他人があれこれと指南するいわれもごぜーません。どもども。