2月10日(水)科学信仰に少し物申す、科学振興は推進して頂きたい。

 白っぽい晴れ、夕方薄い雲出る。1.7℃~12.1℃、28%。6100歩。少し気温上がる。まさにはっきりと申し上げて、三寒四温の季節ですねィ。

 

 科学は信仰か?

 直接経験できない事物に対して、権威のオーラを以て信じることを強制するところは宗教に似ています。司祭たち(偉い学者?)が言うのならホントなんだろうな?と庶民は信じ込みます。直接見たり経験したりできないことでも、論文が出ていてそれを学者が査閲し承認していれば、自分が確信しなくても「ま、そーなんだろうな」と追随してしまいます。だって、全てのものごとを自分で検証するわけにも行きませんから。

 と、言うような構造の中においては、権威に拠って科学を信仰していると言えましょう。でも、その科学によって世界は発展してきたし、イロエロと便利な発明も齎されてきますたよっと。その点で科学は宗教と厳然と区別されます。すかす、科学のすべてを信じてええのんか?つうと、そりはそーでもありまへん。

 科学の99%くらいは信じていいのかな?残りの1%くらいは保留しといた方がよかんべえ。現にその1%の現状に合わないところを突き詰めて科学は発展してきたと言えるです。仮に今の科学が完璧なら、そこで発展は止まってしまいまふ。ま、現状でもブッシツたる臓器(脳?)から、何故意識つうもんが生み出されるのか?なんて全く分かっていないし、宇宙論にしてもダークマターダークエネルギーなどダークな部分が多いしね。

 進化論にしても一時は突然変異-自然選択のDNAによる決定論が主流でしたが、その後エピジェネティクスなど後天的な環境影響が分かってきたし、ミトコンドリア葉緑体など、進化の別系統から異物の合体による進化発展も出てきたし、それまでの学説がひっくりカエルのは日常茶飯事だすぅ。

 つうことで、科学は役に立つけど信仰にしてしまってはあぶはち取らず、返って考え方の幅を狭めてしまうと言へるでせう。ジャン