1月7日(火)芹乃栄、セリが盛んに茂る頃。社会マナーとオリンピック。

 曇り、昼過ぎから寒雨しょぼしょぼ。4.5℃~8℃、51%。七草粥を食す。セリ、ナズナ、・・・スズシロまで一式そろって380円なり。

 

 

 裏腹シリーズ:同質と異質。

 社会マナーに関しては日本などの同質性が高いところは悪いという。逆にイロエロな民族が入れ替わり共存しているところは、社会マナーがしっかりしているという印象がありまふ。例えば日本では電車や街中でも弱者をあまり助けませんね。欧米だと、宗教の関係もあるのか、すぐに席を譲ったり荷物を運んであげたりします。

 同質な社会では以心伝心であまり声掛けをしないんすね。異質な人が集まった社会ではコミュニケーションを取らないと社会として成立しませんから、声掛けは必須です。ちょと肩が触れたり、行く手を遮ったりすると必ず「パードン」「イクスキューズミー」なんて声を掛けます。先を歩いている人が押しドアのところで後から来る人のために必ず開けたまま待ってます。そこでも「サンクス」「ウェルカム」なんて声掛けがあります。その代り信号なんかのルールはよく無視します。(英語のdumbは物が言えないという意味ですが、バカという意味もあります。)

 江戸しぐさってのは都市伝説だったようですが、ホントは各地方から集まる都会ではマナーが必須なのに日本ではそれが根付きません。逆に北海道とかでは優先席に若者が座るってのは少ないようです。それでも日本人は列にはちゃんと並ぶし、人の迷惑になるように通路をふさぐことはありませんが、中国はこれが出来てないんすね。忖度、気遣いが全くないカオスの中で、それなりに生活ができているのが不思議です。あ、それでも中国、韓国は儒教の影響が残っていて老人を大切にする心が残っていました。

 良いところは見習い、悪いところは修正するという人類の知恵がまだ残っているのなら、先を争って優先席を占拠する習慣は少し見直してもらいたいですね。「郷に入れば郷に従え」なんつう諺もありますが、オリンピックで来日した海外の人には良い社会マナーを見せたいところです。

 集団主義ではルールに従っていればいいですが、個人主義の社会ではマナーが重要になるんです。日本は個人主義が増えてきたのに、マナーだけは取り残された感じです。 社会マナーというのは、その社会の成り立ちや精神により長い間に形作られたものだから、一朝一夕には変わらないとは思いますが、海外から大勢の人が来日するオリンピックはよい機会だと思います。ガムバロー!

 補足:偏差値入試や勝ち組/負け組なんかが流行り出したころから、ギスギスとした万人の万人に対する闘争が激しくなったような気もしますね。タハハハ