5月15日(水)アバウトな人には、ますます生きにくくなる世間とは。

 朝のうち曇り、後雲の多い晴れ。16℃~24℃、58%。南寄りの風。

 花粉症の期間にほくろのあたりがかゆくなって、掻いてたらだんだん大きくなってきたので、しむぱいになって皮膚科で診てもろたですぅ。「ただの角化症だけど弄ると大きくなるから取りましょうか?」というから、「はい」と答えたら、あっという間に取られてしもた。あとは絆創膏を貼っておけば1週間程度で治るらしい。ちょとヒリヒリしている。

 

マナーポリスとは:

 近年ネット上に横行する変なマナーを押し付ける人たちのことらしい。些細な言葉尻をとらえていちゃもんを付けるようです。「お疲れさまです。」とか「了解しました。」を目上の人に使うとだめだめ絶対!とか障子の桟の埃みたいな根拠のない謎マナーがゴマンと発生してて、それに従わない人が炎上してるそーですぅ。コワイデスネ

 実際の社会でも、校則や就活マナーなど変なのがたくさん蔓延っているのは、国民性なのかなぁ?根拠はよく分からなくても、みんながやってることに同調しないと不安になる心理?そしてそれを自分がやってることで、やってない人を非難する風潮!まさにムラビトの村八分根性ではないでしょうか?戦前戦中の「向こう3軒両隣監視システム」もマナーポリスといってもいいでしょう。そんなのがネットを中心に復活してきそうな気配です。

 考えてみれば、このような心性は社会のあらゆるところに潜んでいますね。業界の符丁でよそ者を排除するとか、学会ごとに用語が異なったり、同じ概念が違う解釈されたりして、意思の疎通を阻害したりしてます。ちょと奇抜な服装をすると組織から浮いたり、「らしさ」や「分際」を求めたりと、きりがありません。

 しかもこれらの心性は、封建時代に培われたのと明治以後に培われたのがありまふ。前者はムラビト根性や長幼の序など、後者は国民皆兵の軍隊に由来したものや学校教育に由来して減点主義や完全主義がありまふ。世の中に正解は1つしかない、という狭量は教育由来で、これは今でもクイズ番組などで隆盛です。

 いずれにせよ国民の心性ってのはすぐには変わりませんから、なが~~~い目で見つめることが大切です。ただし、謎マナーが提唱されたらその根拠は何なのか?くらいは考えて、もし自分に勇気があればそれに従わないということも必要でしょう。千人に一人でもそーゆー人が出てこないと、社会は変わって行きません。今の日本は、まさにはっきりと申し上げて、「求む勇者!」の時代ですぅ。