12月7日(月)大雪(たいせつ)、北国では雪大いに振る頃。支え合う「人」という字。

 遠方少しかすむ白っぽい快晴!5℃~16℃、42%。

 大川の堰堤にてお弁当を食す。周りにはリーマンやOL多し。昼休みランナーも多し。昼休みウォークマンも多し、ウォークウーマンも多し。のどかなり♪中央大橋の中ごろに背中のかゆい人の彫像があったが、実はパリから送られたメッセンジャーだとか。

 

 さわらぬ人間関係に祟りなし?

 柳沢出羽守をひとくさり。日本社会と欧米社会の街角風景には多々違いはあれど、他人への気遣いと言う点でかなーり隔たりがあるように感じます。日本は人が困っててもまず声を掛けませんね。なるたけ関わらないようにしてます。反して欧米では弱い人や困った人がいるとすぐに声を掛けます。荷物を持ってあげたり、ドアを持って待ってたりします。

 この差はどこから出てきたのでしょうか?宗教的な背景は勿論あるとは思いますが、色々な民族が混じりあった歴史から出てきたように思います。社会を安定させるためには、違った出自の人々でもお互いに助け合わねばなりません。中世の騒乱社会を経て自然に身に付いたのかな?それが新大陸にも流れて行って多民族国家のベースを作ったと。

 一方、島国の農耕民族は同質なムラ社会を経て、あまり周囲に気を配らなくても掟(ルール)さえ守ってればいいという気質が育ちました。何も言わなくても周囲は分かってくれるし、以心伝心でこころが伝わると言う良い面もありましたが、細かい声掛けや老人、困った人を助けるのはお節介とされました。

 でもムラにいる内は、醤油や塩の貸し借りとか、小さな助け合いはありましたが、都会に出てくると隣は何をする人ぞ、と干渉しないようになりまひた。特に戦後の家族崩壊で単独世帯が増えるにつれ、周りに無関心な風潮が加速され、それが助け合いの心をも毀してしまったんですぅ。声を駆けて関わりになるのさえ厭われる個人主義が蔓延り、世間を狭めてしまいました。ああ無情!

 やはり社会の大本は助け合いですから、今からでも心を入れ替えて皆に優しくなりましょう。特に雇止めで社宅を追い出されてホームレスにならざるを得ない人には、役所が率先して住み易い街にしようではありませんか。食事や住居の提供ばかりでなく、一時的に雨露をしのぐ場所にでっぱりなどを置いて意地悪をしないようにしましょう。やむを得ずバス停で寝ている人を殴ったりしないようにしましょうね。

 そしてできればほんの少しの優しさを、困っている人に向けられれば時がもう少し嫋やかに過ぎてくれるでしょう♪ May I help you?(ホームから落ちて亡くなった目の不自由な人のニュースに接して)