6月25日(月)バイアスについての、バイアスが掛かった考察。

 靄がかった快晴。20℃〜32℃、44%。真夏日!あちゅくって、銭湯だん。我が家のガス代ついに千円を切る!




 バイアスとは:

 これは思い込みの生物@人間には、必ず付随する特質ですぅ。そもそもバイアスの掛かっていない正常値というもの自体がバイアスなんですから、何をか況や。どちらかに偏っているという言明には、原点つうか中心値を必要としまふ。すかすこの原点自体にバイアスが掛かっているとしたら、なんとしょう?

 かようにバイアス自体を考察の対象にしたれば、おバカな人間つうものはドツボに嵌ってしまうんす。でも、そんときの社会常識とか、文明の中心値とか、バイオロジカルな要請によるバイアスつうのは確かにありまふ。似非客観的な主観性といってもイイのかな?

 例えば、正常性バイアスなんつうものが、災害のたびに出てきます。日常を生きている我々は、いつもオドオドと生活するわけにはいかんから、このままの生活が永続するものと観じて、楽しく生きておりますんや。そこに偶々この安逸を擾乱するイベントが発生したとする。そん時に、自然に生きてる生活人は余り異常を極端に認識せず、慌てませんのや。こりが正常性バイアスでやんす。

 日常の安逸を取るか、非常時の生き残りを取るのか?・・・こりは極めて困難な選択でやんすねぇ。でも進化的に見ると、豪胆不敵な生き方よりも、キョロキョロそわそわしている生き方の方が、生存確率は極めて大きいと思われます。ですから、大災害の時には直ちに正常モードを捨てて、緊急事態即応モードに切り替えるほうがエエでしょう。

 でも、こりは恥ずかしかったり、慌てちゃいかーんと思たり、あるいは幼稚園以来の教育で、秩序維持行動を刷り込まれていたりして、正常バイアスからはなかなか抜け出せないというのが東アジア文化圏の特徴でもありまふ。災害時は「てんでんこ」!ルールも秩序もあればこそ、各自自由に最善の対応を取るに如かずと。吾輩のように、常時小さなルール違反を積み重ね、正常バイアスに穴を開けておいた方が、災害時に生き残る確率が増えるのかも?ま、こりは諸君の判断次第のことゆえ、特に強制はしませんが。どもども。





 バイアス2:結果は全てを癒やす。

 ネットに住んでると、ネット・バイアスってのがかなーり強く影響しますです。今回のサッカーW杯でも、田嶋天皇の金魚のフンなんつう評価が大勢だった西野監督の評価が、たった2戦で180度ひっくり帰ったりするですよ。こりは斯く言うわだすも全くおんなじ!俄かなファンが俄かに熱狂して、俄かに人を貶したり、俄かに人を褒めたりする、っちゅうのがバイアスだっちゅうのが、全く気が付かないのが選挙民?アレレ 民主主義では、多数決が最上位の価値観なのか?それなら少数民族は救われんぞなもし。そこんとこ、よろぴく!