11月20日(金)時代の曲がり角

 概ね曇り、時にポツリ。12℃〜14℃、78%。秋色一段と深し。都内の紅葉を調べる。そー言へば、高尾山や小笠原諸島も都内なんだなぁ。




 ちょっつMOT東京都現代美術館)を覗いてきた:

 今やってるのは”TOKYO"展と”YOKO ONO"展だすぅ。なんか過去を振り返ってるだけでインパクトなーし。現代アートまで保守化してきたのかよっと?これぢゃ世界の最先端に行くのは、かな〜り難しいだろうな。来年6月から長期休止に入るそーだ。世の中から批判的なものがドンドン消えていき、1億火の玉になる悪寒。今度は、常設展を覗いてこよう。ここを見ても館の主張が良く分かるからなぁ。約4,800点の収蔵品の中から、毎期100点ほど展示するから、選択の過程で館の意図が表われやすいんですぅ。ま、キュレーターも世の中の風潮に合わせないと、客の入りが悪くなるから、事情は分かりますがね。ショボーン





 専門性と汎用性:

 現代はオタクの時代だとゆわれている。一つのことに拘って、深く突き詰める専門性の極地。一方、ごく普通の生活人は、そんなに深くはないがイロエロなことに興味を持ちまふ。さかなクンとかムツゴロウとかの生物オタクや、鉱石、原石に興味を持つ鉱物オタク、はたまた鉄道オタクなどはそんなに害のない趣味の分野だす。すかす社会科学的なオタク達、特に軍事オタクや政治オタクは病的な優越感を持って、パンピーな生活人をバカにします。ま、これは彼らの社会性欠如による劣等感の表われとゆえないことは無い。特にネットなどで悪口雑言をまき散らすのが彼らですぅ。

 誰にでも興味のあることはあるし、また興味の持てないこともある。詳しい分野もあれば、素人同然の分野もある。そんな認識で、お互いに補い合うのが社会なのに、オタクらは先鋭化し、人を小馬鹿にして、孤立すると。ああ、やんぬるかな!それゆえオタク社会にも白いの(まわりを巻き込んで同化する趣味オタクなど)と黒いの(排他的で論争的で孤立する専門オタクなど)と灰色のオタクが居る訳でやんすよ。

 自分がたまたま知っているのは、世界のほんの一部であって、リアルな世界の広大さを認識し、そこに心を遊ばせることが出来るオタクは、だんだん白くなっていくでしょう。もともと人間はストーリーを作る生き物ですから、どんな前提でも一応辻褄の合う話しが作れます。狭いオタクは自分が作った世界が全てだと思ってしまうんですねィ。特に闘争的なのは、前記2者ですが、他にも経済オタクとかITオタクも良く優越論争をやらかしますねぇ。自分と同レベルの知識のない者はすべてバカと見做してますが、端から見てると一番バヵなのは誰の目にも明らかです。

 つうことで、メタな見方がでける人が一番賢いのかもね。(玉虫の「無恥の知」より)