10月6日(月)日本語の方が、在り方や生き方に関しては込み入っている?

 
 午前中、暴風雨。午後からからりと晴れ。16℃〜28℃、50%。雲間からちょっと痩せた満月が煌々たり。あさっては皆既月食(赤暗い月)が見れるどっと!





 「to be or not to be」:あるべきか、あらざるべきか、それが問題だっ!


 being(有る)とnothing(無い)は存在と無の対立項として哲学的には永遠の課題であーる。これにbecoming(成る、生成)を入れて哲学の3大概念と言ふ。ここで問題となるのは「存在と時間」であーる。西欧語では存在は一つであり、存在を存在たらしめる存在は神のみである。すかす、一神教でないわが国ではイロエロな存在形態があるんですぅ。

 英語のbe動詞は、日本語では「ある」と「いる」との二つに分かれる。さてその住分けや如何に?生物が「いる」で、無生物が「ある」だろ、と単純に考えてはなりません。「わだすには妻子がある」とか「お爺さんとお婆さんがありました」とか「うちには桃の木がある」とか生物でも「ある」と言ふ。一方、「前にバスがいるので進めない」とか「タクシーがいないので歩いて帰った」とか無生物でも「いる」と言ふ。

 この違いは何か?そりはですね、時間の流れの中で認識される存在は「いる」となり、概念的・固定的な存在が「ある」になるんですぅ。「ここにいるべきか、いざるべきか?」はい、お邪魔ならお暇します。さようなら。ども。



 lifeに関しても、日本語にはイロエロな表現がありまっせ!ども。

 生命系:生命、命、生き物、人命、人、精気・・・
 生活系:生活、生涯、世間、この世、生き甲斐・・・
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